【猫のお留守番】ペットシッターの料金と仕事内容を細かく調べてみた

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ペットシッターという言葉を初めて聞いたのは、猫のお留守番についてペットホテルを調べ始めた頃のことです。

ところであなたはペットシッターさんがどういったサービスをやってくれてどんな制約があってどのくらい費用がかかるのかといったことをご存知ですか。

私は今後ペットシッターの方と実際に契約する予定なので、3人のペットシッターの方とお会いしてつぶさに話を訊いてみました。

※当記事は続きモノです。

  1. 【猫のお留守番】自宅に猫だけでお泊りさせるための準備と問題点を洗いだしてみた
  2. 【猫のお留守番】ペットホテルは猫にとっての快適な宿泊施設になりえるのか
  3. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし①
  4. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし②
  5. 【猫のお留守番】eRemote-miniを使って外出先からスマホで家電を遠隔操作する
  6. 【猫のお留守番】外出先から照明を遠隔操作するべくLEDシーリングライトに変えてみた
  7. 【猫のお留守番】ペットシッターの料金と仕事内容を細かく調べてみた ←いま見ている記事
もくじ

ペットシッターにお願いするメリット

これまでの記事で、1泊程度の猫のお留守番ならほぼ問題なしというところまでの準備は整いました。

  • ウェブカメラによる状況把握
  • タイマー式自動給餌機自動給水器の導入
  • スマートリモコンによるエアコン・照明といった家電の遠隔操作など

でも不安はまだあります。

たとえば予定が狂って1泊の予定が2泊になって帰れなくなったとか、最初から長期の旅行に出かける予定が入っていた場合は、これまでの準備だけではちょっと心配な点も残ってます。

そうかと言って長期間ペットホテルに預けるのもあまり気が進まないし。

そんなときでした。

ペットシッターさんの存在を知ったのは。

ざっくり説明するとペットシッターというのは、住人の留守中に自宅に入ってもらい簡単なペットのお世話をしてくれる人のことです。

ペットシッターさんにお願いする一番のメリットは、慣れた環境に猫を置いとけるということですね。

ここがペットホテルに猫を預けるのと一番違う点です。

それと急な変更にも対応してくれそうなのも個人的にはメリットだと思います。

どうしても予定日に帰宅できない時なんかは、緊急でペットシッターさんにお願いして猫の様子を見てきてもらうとかですね。

これがペットホテルだと、急に延長を申し出ても”翌日は予約でいっぱいだ”なんて言われる可能性だってあります。

そんなことになったら困っちゃいますでしょ。

(もしそうだとしてもペットホテルはきっと何らかの対策はとってくれるんだろうと思ってはみてもですよ)

初回カウンセリングってなんぞや?

実際にペットシッターさんにお願いするにあたって、どこにも共通して言えるのが初回カウンセリングと称する事前の打合せが必須だということ。

ペットシッターの方は住人の留守中に家に入って、飼い主に代わって猫の身の回りの世話をしてくれます。

そのためどんな人が、どんな部屋で、どんな猫を、普段どのように世話しているかというのを現場(自宅)を実際に見ながら事前にきっちり調べておく必要があるわけです。

それ以外にもそこに住んでる人が”安全な人かどうか”という事前調査の意味合いもあるでしょうね。

いわばカルテ作りのための”面接”みたいなものです。

所要時間はおよそ1時間。

これはペットシッターを利用する上で、なかば義務のようなものです。

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通常はこちらの外出(宿泊)のスケジュールに合わせてその数日前に家に訪問して初回カウンセリングをするそうです。

ペットシッターさんと顔を合わせるのも基本的にはその1回のみ

ただこちらとしては現在旅行とかの予定はないものの、遠くの親戚に不幸があったときにはすぐに住人全員が家を数日離れざるをえない状況が予想されるため、今回はそういった不測の事態に備えてということで初回カウンセリング(打合せ)のみのお願いをしてみました。

初回カウンセリングは(私がお会いしたペットシッターさん全員)その都度大なり小なりお金が発生します。

事前のカウンセリング(打ち合わせ)は最初の一回だけです。

ただし引越して環境が変わったとか新たに猫が加わったとかの大幅な環境変化があった場合は、いずれのペットシッターさんからも「新たなカウンセリングが必要」だと言われました。

その際もカウンセリング料金が発生します。

打合せだけで料金が発生することについては同意しかねる方もいることでしょう。

私も最初は「えっ、金かかるんだ」って思ったくらいですから。

でも時間を空けてわざわざ来てくれるんですから拘束時間や交通費などを考えればいたしかたないことなのかもしれません。

あとはその値段に納得できるかどうかですね。

食事の量が変わったとか水飲み場を変えたとかの軽い変更はペットシッターさんへの連絡だけで問題なしです。

なお初回カウンセリング時には1年以内のワクチン接種証明書が必要になる場合もあります。

ペットシッターの選択基準

ペットシッターさんならだれでもいいかってなった時、個人的にはある程度の選定基準を設けてました。

たとえば私の場合はこんな感じです。

  1. カギの受け渡しの一番ラクなひと(できるだけ近所で営業されてる方)
  2. 普段私がやってる作業通りにちゃんと進めてくれそうな人
  3. (当然のことながら)料金が安い人

1.の家のカギですが、現段階ではそれほどひんぱんに家を長期間開けることはないと思うので、ペットシッターさんを利用する機会はそれほどないと思うのです。

そうなると今はまだ鍵を預けっぱなしにするほどでもないと思われ、ペットシッターさんにお願いするごとにその都度カギを預けられる人の方がいいかなと思ってます。

(将来この考えが変わることもあるかもしれません)

2.については、たとえばトイレ掃除であれば、こちらが普段やってるやり方をきちんとなぞってくれる人にまたお願いしようかという気にはなりますよね。

勝手にこちらがお願いした手順を省かれると「あ~、次はいいかな」ってなっちゃいますもの。

3.の料金ですが、単純に料金は安い方がもちろんありがたいです。

ただ安いからと言って作業内容も料金相応というのはご遠慮願いたいです。

だったら多少高くても他の人にお願いするでしょう。

ペットシッターさんの年齢とか容姿とかはあまり気にしません。

猫のことを第一に考えて行動してくれるならそれで満足です。

(どうせそんなに会うこともないでしょうからって違うか)

そんなわけでペットシッターさんを探す際の最優先順位”近場”にして調べ、その結果3人の方に連絡をとってみました。

ペットシッターAさん【個人経営】

ペットシッターさん1人目は女性の方で年齢は40代ぐらいの方。

我が家からそう遠くないところに事務所があって屋号もお持ちの方です。

ウェブサイト(ホームページ)を見てるとどうやらお一人で経営されてるようで、あとで聞いてみたらやっぱり個人経営のペットシッターさんでした。

初回カウンセリングのため約束した日にペットシッターさんを自宅に招き入れると、早くもミミさんが攻撃態勢です。

シャー!

久しぶりに聞きましたよ、普段はおとなしいうちのお猫様のシャー!

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そんなミミさんに対しペットシッターさんはできる限り猫と仲よくなろうということなんでしょうか、打ち合わせは後回しで時間をかけて猫とのコミュニケーションを図ろうとしてくれました。

結局10分ぐらい猫と”会話”してたでしょうか。

なんとかミミさんのご機嫌も初対面時よりはいくぶん収まったようなので、さっそく打ち合わせに取りかかります。

基本システム

初回カウンセリング料金
2,000円
シッティング時間
45分
シッティング料金
約3,700円(基本料金+交通費+猫1匹)
※交通費や猫の頭数でアップする可能性あり
延長料金
15分500円
キャンセル料
前日→80%、当日→100%
支払い方法
銀行振込 or 現金
連絡手段
メインはLINE、その他メールもOK

”シッティング”というのはペットシッターさんが実際にやる業務という意味です。

”延長料金”というのは規定時間(ここでは45分)をオーバーした分の料金のことで、たとえば猫が病気でぐったりしていて動物病院に搬送せざるをえなかったような時に全体で1時間45分かかったとしたら1時間が延長料金として請求されるというものです。

主なシッティング業務内容

  • トイレの掃除
  • 水交換
  • 餌の補充・おやつ
  • 猫との遊び(猫じゃらし等)
  • 猫の状態チェック

※このほか要望があれば植木の水やりとか空気の入れ替えなどもOKとのこと。

ペットシッターAさんの印象

1人目の方は個人経営の方で、集客用のウェブサイトも自ら作って営業も含めてすべて個人でやってるからというわけではないでしょうけど、私や猫に接する姿勢は熱を帯びてましたね。

失礼のないように付け加えるなら、猫というか動物がホントに好きなんだなぁというのがちゃんと伝わってきて好感度高しです。

打合せが始まると、私の普段のやり方をひとつひとつ説明するごとにこと細かにスマホで写真に収めて内容をチェックしておられました。

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1日何回ぐらい排泄があるのかとか猫の性格はどんな感じかとか、いくつか質問されるシーンもありました。

最後にカギの受け渡しについての相談と病気や怪我への対応についての話で終了です。

カギの受け渡し病気対応については別項目でまとめておいたのでそちらをご覧ください。

そうそう、契約書というか同意書みたいなものに判を押すんですが、ひとつひとつ丁寧にご説明していただきました。

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その中でもペットシッティング業務特有の項目だなと思ったのが次の2点。

  • (過失を除いては)猫に何かあってもペットシッターの責任は問わない
  • 猫から危害を受けた場合は損害賠償が発生することもある

”でも今までこういったことはないのでご安心を”と言うのも忘れずに付け加えておられましたよ。

打合せが終了したところで、これ以降の連絡をどうするのか尋ねたところ、

今後はLINEでお願いします。

確かにLINEはレスポンスも早いし動画も静止画も送れます。

電話だってできちゃうから連絡手段としては最高なんでしょう。

もう電話とかメールの時代とかじゃないんですね。

一方、猫はと言えば、ペットシッターさんの指先の匂いをかぐまでには至ったものの、結局はシャーシャーうなりながら逃げ続けておりましたですよ。

ペットシッターさんが帰られた後は、座ってた場所の匂いをくんくんかいではまたまたシャー!

ホントにうちの子かと思えるほどシャーの大安売りの日でした。

ペットシッターBさん【社員さん?】

ペットシッターさん2人目も女性の方で、年齢はAさんと同じく40代ぐらいの方。

この方はペットシッター運営会社の契約(?)社員さんのようで、当初の連絡はすべて運営元とのメールのやりとりと代表電話経由で行われました。

1人目のAさんは直接ご本人とのメールでのやり取りだったんでスムーズだったんですが、Bさんのように間に運営元の担当者が入るとレスポンスが多少悪くなるのは否めません。

こちらは1人目の方と正反対で、淡々とした雰囲気の中、打合せは進みました。

基本システム

初回カウンセリング料金
1,500円
シッティング時間
45分
シッティング料金
約3,700円(基本プラン代)
(交通費など込みの一括料金)
延長料金
15分600円
キャンセル料
前日→50%、当日→100%
(きっちりとした時間指定あり)
支払い方法
コンビニ後払い
連絡方法
(ペットシッターさんと会社の)グループLINE

※企業運営なのに支払い方法が『コンビニ後払いのみ』っていうのはちょっと不思議です。

主なシッティング業務内容

  • トイレの掃除
  • 水交換
  • 餌の補充・おやつ
  • 猫との遊び(猫じゃらし等)
  • 猫の状態チェック

このほか要望があれば植木の水やりとか空気の入れ替えなどもOKとのこと。

この辺はみなさん、ほぼ同じなんでしょう。

考えてみたら、他にやることないですもんね。

ペットシッターBさんの印象

この方は、お客さんの要望や地域を考慮してそれに見合ったペットシッターを紹介するというシステムのもと、ペットシッター運営元から派遣されて来た方です。

まあなんというか、社員さん的な立場だからなんでしょうか、良くも悪くも全体的にドライな対応でした。

打ち合わせをしていてもあまりメモを取ることもなく、間違えやすそうな部分だけは一応写真に収めておくという、いたってクールなお仕事さばきでしたね。

この方も打合せの最後に同意書みたいな書類を出してきたんですが、説明も何もないままただサインを求められました。

(う~ん、毎度のことで面倒くさかったんでしょうか)

その方が帰られてからあらためてよく読んでみると、やっぱりというか、ペットが病気になった時の決まり事とかペットから被害を受けたら治療費を負担してもらうよなどの文言が書いてありましたね。

これって割と大事な部分だと思うんですけど、さらっと流されました。

そんな感じなので打合せ自体も約30分と短い時間で終了です。

そして今後の連絡はやはりLINEでということで、運営元とのグループLINEを強制的に作成させられました。

”とにかくわからないことはLINEでどんどん質問してくれ”とのこと。

実際にちょっとわからないことがあったのであとでLINEで質問したら、ペットシッターさんではなく運営元から回答が来ました。

個々の相談についてもすべて運営元経由とのこと。

こういったバックアップがあるからなのか、ペットシッターさんも事務的な応対が多かったんでしょうか。

事務的な対応は猫に対しても同様の感じ方を受けました。

打合せ時、猫はこたつの中にいたんですが、こたつをめくると相変わらずシャー!といきり立って出てこようとしないのでそのままにして話を進めてたんです。

その後も猫はずっとこたつの中に閉じこもったまま。

こっちがせめて猫の顔だけでも拝んでもらおうと外に出そうとすると「無理して出さなくてもいいですよ。こういう子は無理に仲よくしようとするとストレスが溜まるからそのままでけっこうです」と。

この時は猫のことを考えてくださってるんだなと思ってたんですね。

でも最後まで猫の顔をまともに確認することもなく、写真に収めることさえなく帰られたんです。

素人考えだと”せめてどんな種類の猫だとかどのくらいの大きさとかを把握していくのが当たり前”だと思っていたんで、これにはちょっとびっくりしました。

ペットシッターさんが帰られたあとは、やはり座ってた場所の匂いをかいでシャー!

これって猫のあるある行動?

ペットシッターCさん【フランチャイズ】

ペットシッターさん3人目も女性の方で、これまた年齢は40代~ぐらいの方。

ペットシッターってみなさんこんな感じなんでしょうか。(笑)

この方もAさん同様、我が家からそう遠くないところにお住まいの方です。

1週間の間に立て続けに3人のペットシッターさんとの初回カウンセリング。

次々と自宅に”侵入”してくる未知の人間にミミさんもようやく慣れてきたのか、3人目のペットシッターさんには(警戒はしつつも)おとなしいもんでした。

30分も経たないうちにペットシッターさんのアタマナデナデに素直に従っていましたからね。

基本システム

初回カウンセリング料金
1,080円
シッティング時間
1時間弱(特に明確な時間指定はなし)
シッティング料金
2,700円(基本料金+交通費)
延長料金
1時間540円
キャンセル料
前日→50%、当日→100%
支払い方法
銀行振込 or 現金
連絡手段
メインはLINE、その他メールもOK

主なシッティング業務内容

  • トイレの掃除
  • 水交換
  • 餌の補充・おやつ
  • 猫との遊び(猫じゃらし等)
  • 猫の状態チェック

このほか要望があれば植木の水やりとか空気の入れ替えなどもOKとのこと。

※主なシッティング業務内容についてはどのペットシッターさんも基本的には全く一緒です。

ペットシッターCさんの印象

この方もAさん同様、個人事業主です。

ただAさんと違っていたのはペットシッター運営会社とのフランチャイズ契約だということ。

そのため集客は運営会社のウェブサイトに任せて、依頼は直接この方のところへ来るような仕組みになってました。

電話もメールも実質的には本人とのやり取りなんで、レスポンスはすこぶるよかったです。

この方は見た目も喋りもとってもおっとりした方で、猫と接する時もただの猫好きのおばちゃんみたいな雰囲気を漂わせてました。

でも打合せに入るとその雰囲気は一変して仕事人モードへ。

私の説明を一言一句聞き漏らさまいとものすごい勢いでカルテにメモしていくんです。

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横目でチラっとカルテを覗いたら、そりゃあもう受験生のノートみたいになってましたよ。

ホント、いろんな人がいらっしゃいますね。

前の2人と大きく違っていたのが割とアバウトな性格だったってことでしょうか。

あ、でもこれは決して悪い意味ではなく、こちらにとっては付き合いやすいペットシッターさんかもっていう意味です。

たとえばシッティング時間を訊いても、前の2人はストップウォッチで計りながら仕事をしそうな雰囲気だったのに対し、この方は”だいたい1時間弱ぐらいですかね”といった感じのゆるさ加減。

振込先もこちらから訊いて初めて「あ、忘れてました」ですって。

シッティング以外に頼めることを訊いたら、中には”掃除機をかけてあげるお客さんもいますよ”だそうです。

はぁ?

いや、それってもはや家政婦さんの仕事でしょ。

聞けばそのお客さんは週に3日もお宅に伺ってる方だそうで、いわばお得意さんの部類に入るんでしょう。

”簡単な掃除程度でよければやりますよ”と言われたものの、私にはそこまで頼める度胸はまだありません。

料金について

●初回カウンセリング

料金はAさん2,000円、Bさん1,500円、Cさん1,080円と三者三様。

●シッティング

料金はAさん約3,700円、Bさん約3,700円、Cさん約2,700円。

(※Aさんは猫の数が増えると料金も若干上がります)

●キャンセル料

Aさんは前日で80%、BさんとCさんは50%とこちらも個人経営のAさんが若干割高です。

(当日キャンセルは全員100%)

全体的に完全個人経営のAさんが若干高めで、曲がりなりにも企業の後押しがあるBさんとCさんはAさんよりは低めの金額設定になってました。

ここでの試算は1日に1回のシッティング業務で見積もりをとってます。

希望によっては1日2回(朝と晩とか)のシッティングもお願いできます。

その際のシッティング料金は全員とも単純に2倍になります。

シッティングの時間帯

基本的にペットシッターさんの仕事は日中になります。

(要望次第では夕方遅めのシッティングも可能だそうですがその辺は要相談です)

シッティング時間帯に関してはある程度は指定可能だそうです。

たとえば夜の(飛行機)便で家を出るような場合、当然その日の夕方までは飼い主さんがもろもろ世話をしてるはずです。

そうなると翌朝だとまだ時間がそれほど経ってないので、最初のシッティングはお昼ごろまでずらしてもらうとかですね。

ただしGWや年末年始などのハイシーズンは例年予約でいっぱいになるそうなので、その時はペットシッターさんへのお任せになるでしょう。

ペットシッターさんとの連絡手段

どのシッターさんにも言えるのが、昨今の連絡はほとんどがLINEだということ。

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確かにLINEだとタイムラグが少ないからコチラの要望も速やかに通じます。

静止画も動画もあっという間に送れちゃいますしね。

むしろ連絡はすべてLINEの方がありがいたいというのがみなさんに共通したご意見でした。

BさんなんかはグループLINEで運営元とも情報を共通しているせいか、PDFなんかもメールじゃなく画像にしてとにかくすべてをLINEで送ってほしいと言ってたぐらいです。

シッティング中の猫の様子などもLINEで知らせてくれます。

こうなってくるとLINEが使えないガラケーを所持している方は、PC版でのやり取りかスマホに機種変更しないと辛いでしょうね。

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カギの受け渡しについて

ペットシッターさんには家の留守中に入っていただくわけですから、事前にカギを預ける必要があります。

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カギを預けるということはセキュリティの問題も出てきます。

勝手に他人が自宅に入ることに少なからず抵抗感がある人もいるでしょう。

これらに関してはもう”信用”の二文字しかないですね。

それができなければペットシッターさんにお願いすることは諦めた方がいいでしょう。

カギの受け渡し方法としては次のような方法が考えられます。

①ペットシッターさんのところへ郵送

②どこかで落ち合って手渡し

③自宅に受け取りにきてもらう

④カギ付き郵便受けに保管

⑤ペットシッターさんの郵便受けに直接投函

⑥ペットシッターさんに預けっぱなし

①郵送 or 宅配便

時間に余裕があるときは郵送や宅配便でカギを送れます。

今回の3人のペットシッターさんも郵送(宅配便)を推奨してました。

ただし”郵便”で送るときは、”カギが届いてない”などのトラブルに巻き込まれる可能性のある普通郵便ではなく、追跡確認のできる簡易書留を使った方がいいでしょう。

ただ簡易書留って郵便料金に加えて簡易書留料金(310円?)もかかるし、郵便局まで出向く必要があるんですよね。

宅配便に至っては料金がもう少し高くなります。

このあたりもシッティング基本料金にプラスして考えておくべき項目ですね。

②どこかで落ち合って手渡し

これは私が自宅仕事で時間の融通が利くから取れる方法なんですが、要はペットシッターさんと連絡を取り合ってペットシッターさんのいる場所まで私が出向いて手渡しするという方法です。

こちらにとってのメリットとしては、確実に鍵を手渡しできるしお金もかからないということ。

デメリットとしては時間と手間がかかります。

またこのやり方を好まないペットシッターさんもいらっしゃいます。

ペットシッターさんにとっては面倒くさいやり方だからでしょう。

ということで現実的には難しいかな。

③自宅に受取りにきてもらう

緊急でペットシッターさんにお願いしたいけど、郵送では時間がかかるのでペットシッターさんに自宅までカギを受け取りに来てもらう方法もあります。

この方法自体を採用してないペットシッターさんもいれば、500円とかの有料サービスでやってくれる場合もあります。

Cさんは平日の夕方なら無料(サービス)でカギを引き取りに来てくれるそうです。

おそらく我が家がCさんの巡回エリア内に入っているからなんでしょう。

こういったサービスはまさに近場ならではのものと言えます。

④カギ付き郵便受けに保管

これは暗証番号付きの郵便受けの天井などにガムテープでカギを貼っておいて、ペットシッターさんが来訪時にそのカギを使って家に入り、仕事が終わったらまた元に戻しておくという方法です。

もちろん事前に暗証番号を知らせておくなどの手続きは必要です。

本当ならコレが一番ラクなんでしょうね。

でも我が家はこの方法が使えません。

というのもそもそも郵便受け自体がカギで開けるエントランス扉の中にあるからです。

⑤ペットシッターさんの郵便受けに直接投函

ペットシッターさんの事務所(自宅の場合もあり)が近所だった場合は、こちらが直接出向いて玄関の郵便受けなりにカギを投函する方法もあります。

ただし集合の郵便受けだとセキュリティの問題もあるので、直接部屋につながってるドアの郵便受けじゃないとマズイですね。

それゆえお願いできるペットシッターさんも限られてきます。

⑥ペットシッターさんに預けっぱなし

定期的に同じペットシッターさんにお願いするのであれば、ペットシッターさんに”カギを預けっぱなしにする”のが一番ラクな方法です。

いついつ来てほしいというスケジュールの相談さえ済ませればあとはお任せですもの。

カギを預けっぱなしにしておくメリットは他にもあります。

たとえば家を完全に留守にして飛行機でしか帰ってこれないような地域に1泊2日で行ったとします。

この場合(帰ってくる時間帯にもよるでしょうが)1泊ぐらいならペットシッターに頼むまでもないかと考えてそのまま出かけたとしましょう。

でも想定外のトラブルが起きたり飛行機が飛ばなかったなどの理由でもう1泊現地にとどまらざるを得ない状況になったとします。

その場合、緊急でペットシッターさんにペットの世話を頼む必要が出てきます。

(2泊3日ぐらいなら放っておいても問題なしと考える方には無用の心配です)

そうなった場合は事前にカギを預けておかない限りペットシッターさんに来てもらうことは不可能です。

(④の”郵便受けに保管”ができるなら心配無用)

そこまで考えると、やはりどこか1件だけでもカギを預けておくべきなのかなぁと考えたりもするんですよ。

さてさてどうしたものでしょうか。

病気や怪我への対応

長時間、猫を自宅に置いていくことで一番の心配事は、留守中に猫が病気になったり怪我をして動けなくなってやしないかということじゃないでしょうか。

ペットシッターさんが来訪中に、もしも猫の様子がおかしく病院へ連れていく必要があるとペットシッターさんが判断した場合は、基本的にはまずこちらに連絡を入れ、つながればその場でどうするかを打合せします。

もしもその場で連絡がつながらなかった場合はペットシッターさんの判断で動物病院なりに連れていくそうです。

これは3人とも共通の回答でした。

仮に次のシッティング業務が迫っていた場合でも、その時間をずらしたりして臨機応変に対応してくれるそうです。

そのためかかりつけの動物病院の診察券キャリーケースを事前に用意しておく必要があります。

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初回打ち合わせ時にワクチン接種証明書のほかに、かかりつけの動物病院の診察券も用意するよう言われる場合があります。

もしも一度も動物病院に猫を連れてったことがない方は、一度検診だけでもやっておいて診察券を作っておくといいでしょう。

ペットシッターさんに留守中のペットの世話を頼んどけば、シッティング中のペットの状態をLINE等で連絡はしてくれます。

でもペットシッターさんは基本的には1時間以内のお世話なんですよね。

つまりペットシッターさんが仕事を終えて帰られたあとは再び猫だけの時間が延々と続くわけです。

その間に猫の具合が悪くなっていたらどうしましょ?

爪がどこかに引っかかって身動きできなくなってたなんてこともあるかもしれません。

猫だけで留守番させるっていうのは、そういう危険性もはらんでいるということを忘れちゃいけないと思います。

そういった心配ごとをできるだけ払いのけるために監視用のウェブカメラの設置はとても有効だと思います。

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ウェブカメラを通して時々猫の様子を監視して、もしも猫に何かあった時はすぐにペットシッターさんに連絡すればその日のうちに来てもらうことだってできるかもしれません。

ペットシッターさんと契約しておくメリットはこういったところにもありそうです。

ただね、留守中のペットが心配で心配でしょうがないっていうならそれはもうペットホテルに預けた方がいいかもしれませんよ。

少なくとも人がいる時間帯は心配の必要がないし、基本的に猫はケージの中に入れっぱなしでしょうから夜だって心配になることはほとんどないと思われます。

外出前に用意しておくもの

泊りがけで外出する際に、ペットシッターさんに快く猫のお世話をしてもらうよう事前に用意しておいた方がいい備品を挙げてみます。

  • ワクチン接種証明書
  • かかりつけ動物病院の診察券
  • トイレ用品
  • キャリーケース
  • 雑巾(大小2枚ぐらい)
  • 予備のカリカリ(密封ケースに入れて)
  • おやつ(必須ではない)
  • 猫専用食器
  • 猫専用洗浄道具(スポンジ等)
  • ミネラルウォーター(断水時用に)

最後のミネラルウォーター以外はできれば1ヵ所にまとめておいておくとペットシッターさんも仕事がしやすいんじゃないでしょうか。

反対に見えるところに置いとくとまずいモノ現金貴重品です。

これはペットシッターさんに盗まれる心配があるからということではありません。

仮に現金がなくなっていたとして、それはあなたの記憶違いかもしれないし猫がいたずらしてどこかに隠してしまったという可能性だってあります。

でもその真相がわからなければ、多少なりともペットシッターさんへ疑いの目を向けてしまうでしょう。

そんな悲しいことにならないためにも現金や貴重品は最初からどこか奥深くに隠しておくのが一番なんです。

同様に鋭利な金属類ひも類といった猫が怪我しそうなものも猫の手が届かない場所にきっちり隠しておきましょう。

ペットシッターは有資格者

今回お会いしたペットシッターさんはいずれも何らかの資格をお持ちの方でした。

たとえば

ペットヘルパー

認定ペットシッター

愛玩動物飼養管理士

JAHA認定動物看護士

ホリスティックケア・カウンセラー

   

   

   

私にはどれがどういった資格なのかさっぱりわかりませんが(汗)、中にはペットシッターとしてやっていくために必須の資格もあるみたいです。

そしてみなさん猫だけでなく犬や小動物などのお世話もやってらっしゃいます。

賠償責任保険

今回お会いしたペットシッターさんはいずれも賠償責任保険に加入しておられました。

これはたとえばペットシッターさんが自宅内の何かを壊してしまったとか、預かったカギをかけ忘れて空き巣に入られたとかで損害が発生した場合に補償してくれる保険です。

(補償額には上限が設定されてることが一般的なので過信は禁物です)

ただこの保険を今まで使用したことはないとも全員おっしゃっておられましたけどね。

信じましょう、その言葉を。

最後に、最低でも2人のペットシッターさんと事前契約を結んでおくといいですよ。

ペットシッターさんだって休みもあれば病気や怪我等で仕事ができない場合だってあります。

そういった時のために、予め複数のペットシッターさんに声をかけておくと安心かと思います。

以上です。

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