猫を飼い始めて3ヵ月目に諦めたこと

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正直に言いますが、猫を飼い始めたのは”猫が好きだから”じゃないんです。

いや猫は好きですよ。

ただしうちの家族がね。

特に奥さんと娘が。

彼女たちの「欲しいよ~ぅ」攻撃に負けて飼い始めたというのがホントのところなんです。

(彼女らにしてみれば最初は犬でも猫でもどちらでもよかったみたい)

もくじ

なぜ猫を飼う気になったのか

私は”猫が大好き!”というほどではありません。

でも”嫌いなの?”と訊かれたら”そんなこともないけど”という微妙な立場でもあります。

いればいたで「お、猫か」ぐらいのテンションでして。

じゃあ、なんで猫を飼うことになったのか。

 

元々、私としては”動物が好きだから”という単純な理由だけで動物を飼うことに抵抗がありました。

というのも数年前まではうちは共働き(外勤)で日中は誰も家にいず、空っぽの狭い部屋にず~と動物を”一人っきり”にさせるのはちょっと忍びないという思いがあったからです。

でも私が自宅仕事に変わったことでその考えも次第に変わりつつありました。

そして奥さんと娘がず~と「動物を飼いたい」と長年言い続けていたこと、私が自宅仕事になって日中でも動物の世話ができる環境に変わったことで動物を飼う決心がついたんです。

”猫”に決定したのは散歩の必要がないってことだけでした。

メインで世話をするのは私ですからね。

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もちろん一人暮らしの方で猫を飼ってらっしゃる方も多いことでしょう。

そういう家では日中は家の中に猫だけがいることになります。

その飼い方を否定するつもりはありません。

ただ私個人としては猫だけにしておくのがちょっと耐えられなかった、ただそれだけのことです。

ところがですよ…1年以上猫と暮らしてみて、あらためてあの悩んだ時間はいったい何だったのかというのを思い出しました。

必要なときだけいればいいんかい?

猫って時々「かまってよ~」的な仕草をすることがあります。

かわいいですよね。

でも基本的には人間がそばにいようといまいと大して変わらないのが猫という生き物です。

 

猫の飼育にあんなに悩んでいた私はいったい何だったのかって笑えるほど、猫はホントにマイペース

呼んでも来ないし、好きな時に好きな場所で勝手に寝ちゃうし。

外出して帰ってきても飛びついてくるなんてことも絶対ないし。

今は猫を残して全員が数時間外出したとしてもなんとも思わなくなりました。(笑)

どうせ適当にエサを食べて、適当に歩き回って、適当にいたずらして、飽きたらお気に入りの場所でぐーすか寝ているに決まってます。

そう思えるような猫の態度を何度見たことか。

あれもダメ、コレもダメ

奥さんと娘の”お願い”に負けて猫を飼うことになった時、特に問題になるようなことは何もないだろうと(その当時は)安易に考えてました。

散歩の必要のない猫ですから、世話だって大したことはないと思っていたんです。

でもそれは猫を飼いだして3日目でその考えが甘かったことに気づきます。

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私はほぼ1日パソコンの前に座ってカチャカチャやってます。

それが私の仕事ですから。

そのためデスクの上は複数のモニターやら仕事道具であふれかえっています。

ケーブル類も多いし、すき間もけっこうあります。

   

   

   

猫、好きなんですよね、こういう場所が。

噂には聞いてましたがホントに暗くて狭いところが好きなんです、猫って。

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動くものにも興味津々。

モニター画面上のマウスの動きを追っかけては飛びついてモニターをガリガリやって傷をつけたり。

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猫好きの方にとっては格好の動画撮影ポイントなんでしょうが、私にとってはただの”邪魔者”でしかありません。

そこにじっと座っているならまだいいんですよ。

ところがちょっと気を許すとパソコンのキーボードの上にそろ~り。

そのたびに意味不明な文字列がモニター上にずらずらっと表示されたり、モニター裏の小さなすき間に入りこんでケーブルをガリガリやったりと、こうなるともはや仕事にもなりません。

自分のわがままのために猫を飼ってもらったと感じてる奥さんは、「ゴメンね~、仕事にならないよね」なんて謝りはしてくれますが、1時間も経つと「ミミちゃ~ん」なんて甘い声で猫とじゃれてます。

やっぱり猫がかわいいんですね。

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こんな感じで、猫が来た当初は私は猫の行動をかなり制限してました。

本棚に登って本を倒せば「コラッ!」

テレビの後ろに回ってケーブルをかじれば「コラッ!」

布団をかじれば「コラッ!」

こたつシートの下に潜れば「コラッ!」

でも怒られた時は一瞬シュンとするものの、数十分もすればすっかり忘れるのが猫。

 

座布団はかじって破っちゃうし。

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ゴミ袋を勝手に引っ張ってきては体を突っ込んで遊んじゃうし。

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スリッパはいつもどっかにやっちゃうし。

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トイレ扉のすき間に足を突っ込んで、扉が開いた瞬間に悲鳴を上げてあやうく骨折しかけたこともあったし。

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絨毯じゅうたんの下にもぐってはぐちゃぐちゃにしてくれたり。

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もうため息の連続です。

 

でもね、3ヵ月も猫と一緒にいると「猫ってこんなもんなんだな」ということがようやくわかるようになってきたんです。

猫と生活してみて実感しましたよ。

怒っても無意味!ということが。

奥さんは「わかってくれてありがとう。猫ってそういうもんだから」ですって。

してやられたり。

”おネコ様”の気持ちで

それからは猫に「ダメ!」と怒るのではなく、猫に触わられるとマズイものは隠すなり触れさせないようにする工夫をしました。

猫を締め付けることを諦めたんです。

あれもダメ、これもダメでは、猫もかわいそうすぎますからね。

ただパソコンデスクに乗ることと食卓(こたつ)の上に乗ることだけはNGとしました。

それを徹底させるためにパソコンデスクに乗るたびに、そしてこたつの上に乗るたびにその都度注意して覚え込ませてきました。

おかげで1年以上たった今ではどちらにも登らなくはなりました。

ただしそれは人がいるときに限るようで、時々深夜にこそっと登ってる”痕跡”を朝方発見する時もあります。

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猫もそれなりに考えて、人が寝ているときを見計らってイタズラしてるのかもしれませんね。

 

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いろいろありましたけど、今では猫が癒し効果を存分に発揮してくれるので家の中はとても穏やかです。

世話は大変ですが、ま~しょうがないか。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • はじめまして。子猫ママ歴一か月のふにゃぴいです。
    楽しく読ませていただきました。
    うちの子はまだ4か月児なので、みいこちゃんのように自立してくれません。
    読んだらお返事してきてくれるので、バカ息子達よりはよっぽどかわいいのですがとにかくそばにいないとダメでどこまでもついてきます。
    遊びも猫じゃらしを使って一緒に遊ぶのがほとんど。夜、眠くなると一緒に寝室へ行こうと誘います。
    いつか自立するのでしょうか?

    こういうコメントを書くのがはじめてなので、文面が要領悪くてすみません。

    ほっこりさせていただきました。
    ありがとうございます。

    • ふにゃぴいさん、こんにちは。
      一時的にコメントが「承認待ち」になっていたようです。失礼しました。

      そうですね、猫は1年で人間の20歳程度まで一気に成長すると言われてますから、そのうちいやがおうでもマイペースで自分勝手な猫本来の立ち居振る舞いに戻ると思いますよ(笑)。
      そうなるとちょっと寂しいかもしれませんね。

      これから記事として書く予定だったんですが、もしもお風呂に入れたければ小さいうちから水に慣らしておくことをおススメします。
      1年たってから猫をお風呂に入れようとしてもかなり難しいですから。完全に拒否されます。

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