我が家のお猫様は今年9月で推定11歳になります。(保護猫なので正確な誕生月が不明)
それとともに毎年やってくるのがペット保険の更新。そう我が家では猫を引き取った年から猫のペット保険に入り続けております。(毎年9月に更新)
その保険料は毎年100円~300円程度で保険料改定が行われてきました。ところが今年の更新のお知らせメールを読むと次回更新時は一気に1,000円の値上げになるそうで。
理由は『近年のペット医療技術の発達により治療の選択肢が増えてきていること、ペットの長寿化による保険金支払いが増加している』とのこと。まあそれ自体はしょうがない。
同時に別の保険への切り替えも提案されました。切り替えの提案は今回が初めて。
11歳という高年齢が理由でのお知らせなのかなあなんて漠然と考えていたんですが、いろいろ調べていったらそんな呑気に構えていられないような事実が判明したんです。
現在の保険内容
現在契約中のペット保険は、楽天ペット保険の「あんしんペット保険」という、現在は存在しない(新規加入NG)保険です。
元は10年前に四国の小さな保険会社が扱っていたもので、補償内容と保険料が納得いくものだったんで契約したものでした。
その後2,3回ほど会社が変わったものの、補償内容はほとんど変更なくそのまま引き継がれて今に至ってます。
これまで実際に保険を利用したことがあるかと言えば、使ったのはたった1回だけ。それも診療代が30,000円程度のときです。試しに使ってみるかぐらいの気持ちで請求したらちゃんと診療代の70%が戻ってきたことにちょっと感動すら覚えてしまった記憶がありますww。
でも保険の請求の仕様が若干面倒だなというのがあって、10,000円以下の診療のときは保険を使うことなく自腹でした。といっても病院にお世話になったのはこれまで2,3回程度。大きな病気になることもなく今に至ってます。

こちらが現在の補償内容。(細かいところは省いてあります)
- 補償割合:70%(診療代の70%が戻ってくる)
- 支払い限度額:入院/手術/通院の総額が年間で700,000円まで
- 免責金額:4,000円
- 保険料:2,850円/月
- 特約:なし
最初の保険料は1,800円前後だったような。それから10年で1,000円しか上がってません。(※月払い)
免責金額は元々は0円での契約だったんですが、数年前に4,000円に強制的に変更されました。
現在10歳の猫の保険料としては…どうなんでしょう、高いのか安いのかよくわかっておりませんww。
これが次回更新時からは月2,850円→3,860円になります。猫も11歳という高齢期に突入なので保険料が高くなるのは仕方ないとしても一気に1,000円の値上げとは。
それまでが数百円の値上げだったのでちょっと驚きが先に来てしまいました。
そして更新のお知らせメールをよく読むとちょっと気になる一文があったんです。
支払限度額/支払限度回数に到達した場合、保険契約は失効(終了)となり、その後の更新はできません。
ん?どういうこと?いや読めばその通りなんですが、「今までみたいに使っても使わなくても自動更新だったのがそうじゃないってこと?」とか「なら限度額ギリギリの請求なら更新は可能ってこと?」みたいに疑問がわいてきてしまって。
これは悩んでてもらちが明かないということで、『保険契約の失効』『更新不可』の詳しい条件やほかにもいくつか気になる点があったので担当部署に問い合わせメールを送ってみました。
すると問い合わせの回答メール内に、更新のお知らせメールには記載されてなかった重要なお知らせが1個入ってたんです。
”いやそれを早く言ってくれよ”っていうレベルのやつが。
重要なお知らせは本当に重要だった
結論から先に言うと、”重要なお知らせ”というのは『今年の9月に自動更新したとしても現在の保険自体は来年の更新時(来年の9月)で終了する』というもの。
つまり契約期間は残り1年というわけで、その日付が過ぎたら別の保険に新規契約しないといけないんですって。いや更新のお知らせメール読み返したけど、どこにもそんな表記なかったっすよ。
それに当該保険のページ内にあった保険料の表を見ると20歳までは掛け続けられるような表記になっていたもんだから(※下の画像の赤枠内)まさかそんな決定がなされていたとは。

”えっ?それ早く言ってよ”でしょ。
で、問い合わせの回答メール内にあったリンクをクリックしたら確かにお知らせページ内にその旨(保険終了)が記されてはいました。でもいちいちお知らせページを開いて定期的に確認なんてしますかって話。
まあそんな愚痴はいいとして結果的に問い合わせしてよかったですわ。勝手にこうだろうみたいに推測して今の保険を自動更新で放値しておいたら大変なことになってましたから。
というのも高齢でも新規で契約可能な保険ってそうはないんです。あっても加入条件が厳しかったり、そもそも今と同じ内容の保険自体があまりなかったり。
”じゃあ生年月日をごまかせばすり抜けられるのか”というヤバい考えも出てきそうで。
動物の出生証明書なんて元々存在しないですから出生年をごまかすのも可能と言えば可能なのかもしれません。実際にやってる人もいるんかな。
ただ現実的には難しいでしょう。かかり付け病院に報告している年齢と保険会社に告知している年齢が異なればすぐに嘘とバレますよねww。
それに年齢にそぐわない病気だったらその時点ですぐにバレるだろうし、もしもバレたときのリスク(保険金が支払われない/契約解除/ブラックリストに載る/最悪詐欺罪?)を考えたらやっぱりちゃんと申告した方が精神的にはいいですよね。
あとこれは調べていく過程で知ったことなんですが、ペット保険を掛け持ち(複数契約)して保険料を二重に受け取ることは可能だそうです。ただしペット保険の中には掛け持ち禁止のところもあったりするので、掛け持ちがバレた場合は何らかのペナルティが課せられる可能性もあります。
さらに掛け持ちOKだったとしても、ペット保険の場合は実際の支払額はかかった治療費が上限となるそうで、実際の負担額以上は受け取れない仕組みのようです。
たとえば治療費が10万円かかったとしてA社(70%)とB社(50%)からそれぞれ7万円+5万円=12万円もらえるかといったらそうではなく、もらえるのは10万円までということです。
また掛け持ちOKでも各保険会社にその告知をしてなかった場合にその事実がバレてもペナルティが課されるようです。保険会社は横のつながりがしっかりしているようなので、どうやってもいずれはバレるみたいですね。
もちろん出生年を保険会社によって変えていれば(出生年があまりにかけ離れているなど)当然それもペナルティの対象になりえます。
結局のところ、ごまかしてもメリットなしってことですね。
新保険3タイプの違い
さて期限も迫って来てるので、さっそく切り換えを提案された楽天ペット保険の「スーパーペット保険」の3タイプを吟味してみます。
主な違いがこちら。
(※白背景の数値が月払い額/ピンク背景は年払い額)

さてここで検討すべきは何を主眼点とするかです。たとえば「手術・入院プラン」なら通院時の補償はありません。でも手術代はかなりの額まで補償してくれます。そして保険料も一番安く、金額もずーと固定。年間補償限度額も最大で212万円までと補償額的にはこのプランが最大です。
ただ通院時の補償がないというだけ。
これは通院の保険請求が多いってことの裏返しなんでしょうかね。
保険料は固定ですが、金額自体の変更はありえるそうです。
ほかの2つの通院つきプランは「手術/入院/通院」どれも補償対象。でもその補償額は「手術・入院プラン」よりも低めです。「50%」と「70%」の違いは補償割合の大きさ、および補償額の違い。
ただし保険料は「50%」の方は4,710円、そして「70%」は6,250円とかなり高額。しかも毎年保険料が上がっていきます。
いずれのタイプも免責金額はゼロ。そして21歳以降も保険を掛け続けられます。
そして現在の保険は『支払限度額/支払限度回数に到達してしまうと保険契約は失効(終了)となって更新もできない』ですが、新保険は『支払限度額/支払限度回数に到達しても、上限に達した日以降から満了日までの期間の治療費等についての保険金請求は不可だが、更新日が来たら支払限度額/支払限度回数および日数がリセットされて更新も可能』です。というかこれが普通ですよね。
いずれにしても現保険はあと1年しか効力がないので検討の余地すらないです。
補足ですが楽天ペット保険の「スーパーペット保険」は満11歳以上の猫は新規契約はNGで、切り換えのみ有効の保険だそうです。つまり今回切り替えをしなかった場合は二度と契約ができないということです。
さて今回筆者は何を優先事項とすべきかを考えたとき、やはり大病になったときの高額な手術代が一番気になるところ。
なにより筆者も高齢なもんで収入も限られてきています。そんな状況ですから保険料の安さはどうしても見逃せません。それに通院自体はそんなにかからないだろう、自腹でなんとかやっていけるだろうとの甘い(?)判断もあります。
(病気や怪我によっては通院の方が高くつく可能性もありますが、こればっかりは運次第)
ということで切り替えるなら「手術・入院プラン」でしょうか。ただほかの会社のペット保険はどうなのかも気になるところです。
高齢猫のペット保険は狭き門
他社のペット保険を調べていくと、予想通り高齢猫が入れる保険は数少ないようです。そんな中、気になった2社を較べてみました。
一つは第一アイペットの「うちの子Light(ライト)」。”ライト”が付かない「うちの子」は補償内容が手厚い分、8歳未満までが加入対象。なので高齢猫だと「うちの子Light」しかないみたい。
(「うちの子」の補償割合30%タイプなら入れますが、30%だとちょっとねえ)
「うちの子Light」の保険料は2,000円前後。安いですねえ。しかも戻り金は90%とかなりの高率。それ見た瞬間、もうこっちでいいかって思ったほどです。ただし通院補償はなく、手術と入院のみの補償。
ところがしっかり深いところまで読み進んでいくとその保険は手術に特化した保険らしく、ただの入院だけだと補償対象外になり、あくまで「手術を含む入院のみ」補償が効くというかなり狭き門ですww。
まあ高齢猫は病気になる確率も高いので安い保険料なら必然的に補償の範囲も狭まってくるのでしょう。まさに価格に応じた補償内容というか年齢に応じた補償内容というか。
でも”手術を伴わない入院は補償外”というのは、ちょっとリスクが高いかな。
ということでもう一つ候補に挙がったのがアニコム損保の「どうぶつ健保しにあ」。
加入年齢は8歳以上で年齢上限なし。そしてやはり通院補償はなく、入院・手術のみの補償。ただこちらは”手術なしの入院のみ”でもOK。
補償割合70%プランだと1,750円/月で、
- 入院:1日あたり最高14,000円まで(1年間に利用可能な日数は20日まで)
- 手術:1回あたり最高140,000円まで(1年間に利用可能な回数は2回まで)
補償割合50%なら掛け金はもっと安くなるが上記補償金額も下がる
毎月の掛け金は70%プランでも今よりもかなり安いです。補償内容も掛け金相応って感じでしょうか。
ただしアニコム対応病院でないと補償は受けられないそうです。
うちのお猫様のかかり付け病院は幸いにもアニコム対応病院だったので問題なし。しかも対応病院ならその場で精算が可能(30%分だけの支払い)みたいです。
(いちいち保険会社に書類を送る必要なし)
ということで今回はアニコム損保の「どうぶつ健保しにあ」に切り替えてみましょかね。
保険が適用されるのはウエブサイトでは『補償開始日から1ヵ月後』という表記になってますが、申込日から補償開始日までが1ヵ月かかるようなので(なぜに?)、実質的には2ヵ月後になるみたいです。
現保険もちょうど2ヵ月後に切れるのでタイミング的にはちょうどいいか。


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