猫って”爪とぎ”を与えておくだけでいいのかと思ってたら定期的な爪切りも必要だったんですね。
初めて猫の爪を間近で見ました
猫の引き渡し日に、猫ボランティアの方が「爪も切っておこうかね」といって爪を切ってくれたんです。
ささっと猫を抱っこして普通にパチンパチンと。
恥ずかしながらそれが猫の爪切りを初めて見た瞬間でした。
といってもどんな風にあやしてどんなふうに切ったのかまでは全然記憶に残ってません。
緊張してたんでしょうね、きっと。
「猫専用の爪切りもあるけど、人間が普通に使ってる爪切りでも大丈夫ですよ」
ほう、猫ちゃん専用の爪切りもあるのかあと思って探してみたらなるほどけっこうありました。
それはさておき、ミミさんが我が家に来てから2週間後のことです。
気になってた爪をちょっと見てみることに。
といっても簡単に爪を見せてくれるほどミミさんはまだ私たちには気を許してないみたいです。
くねくねしてするっと逃げること数回。
猫ボランティアの方のようにすんなりとはやらせてくれません。(涙目)
しょうがないので暴れるミミさんを無理やり押さえつけて、奥さんと二人がかりで半ば強制的に爪切りをやってみるとことに。
(ホントはこんなふうにはやりたくなかったんですけど)
こちらが爪切り前の状態です。けっこうとんがってますね。
どおりで引っかかれた時に痛いわけだ。
こちらもこのまま放っておいたらヤバくなりそうな状態の爪。
やっぱり失敗した、ようだ
さあ、爪切りの時間ですよ~。
我が家は猫専用の爪切りではなく人間用の爪切りでパチンとやってみました。
ところが、あれれ?
爪が割れちゃった!
イメージ画像でご説明するとこんな感じ。
”使い倒した楊枝”のように切り口が潰れて縦に薄く裂けたように割れちゃったんです。
二人とも「こんな爪の状態であとで爪とぎでもされたら爪がはがれてしまって、あぅあぅあぅ…」ぐらいな動揺ぶり。
爪が割れた原因
いったいどうして爪が割れちゃったんでしょう?
潰れた爪を見ていたらそのまま無理に切り続ける勇気もなくなり、そこから奥さんと二人で爪の構造をよくよく確認してみることに。
そして次のような結論に至りました。
- 爪が割れてしまったのはおそらく切る方向の問題であろうと。
- 爪の断面は円形ではなく楕円形に近いので、爪に対して爪切りを垂直にして薄い部分を挟むような方向で切った方が爪が潰れにくいんではないか。
- 人間の爪みたいに硬くはないので、切れにくい爪切りだとたとえ垂直にしても潰れてしまうかも。
ということで、家にある爪切りで一番切れ味のいい爪切りで再度試してみることにしました。
先ほどとは違って爪に対して垂直に構えてです。
切る部分は先端のとがったところをほんの少しだけです。
正直それ以上切る勇気がまだありません。
血が出たらどうしよう。
神経まで切っちゃったら痛いよなぁ。
はたして切り終えた爪がこちらです。
なかなかうまく切れてると思うんですが、いかがでしょう。
爪は透明なんですが、奥の方に白っぽい部分が見えます。そこは神経が通ってる部分らしくそこまで切ってしまうと大変なことになるみたい。(想像しただけでも恐怖…)
爪切りのタイミング
何回か爪切りを経験していくうちに、以前ほど猫が大騒ぎすることはなくなりました。
爪を切るタイミングさえつかめば猫はおとなしくしててくれますから。
じゃあ、どんな時に切るかというと…こんなふうにのんびりくつろいでいるときに手早くパチンパチンとやっちゃいます。
コメント
コメント一覧 (2件)
うちの子は「いい子だね〜、ほんとにいい子だ、なーんていい子なんだろ…あ、もうちょっとさせてね〜」って、いわゆる猫なで声で爪切りしちゃいます。猫の爪は∧←こんな感じの層になっているので、けっこう割れます、雲母のようにはがれたのがよく床に落ちてませんか。気をつけなければいけないのが第一指(おやゆび)の爪です。他の指の爪は引っ掻かれた時に痛いだけですがw、親指の爪はほうっておくと弧を描いたようにくるっと曲がって爪の根元あたりに刺さってしまうんです。こうなったら獣医さんに連れて行かなければならないので早め早めの爪切りをお勧めします。
くまねこさん、コメントありがとうございます。
今後も爪には気をつけて行こうと思います。