それまでは夜に限って猫をケージの中に閉じ込める生活が続いてたんですが、とうとうケージを常時開放しての生活に移行させることにしました。
いつかは(家中での)放し飼いで
我が家の飼い猫ミミさんがまだ子猫のうちは昼間でも基本的にはケージの中に閉じ込めるような生活を続けさせておりました。
特に夜は完全にケージ内での生活になります。
深夜に勝手に家の中を動き回って怪我でもされたらまずいし、大事なものを壊される恐れもありましたから。
そんな中、ケージの中に長時間閉じ込められることにストレスを感じてきたのか、ある頃からやたら扉を開けようとするようになりましてね。
ガシガシ、ガシガシって。
(鍵がかかってるので無理なんですけどね)
この音、特にみんなが寝静まった深夜に突如聞こえてきたときは「えっ!何の音?!」という感じで恐怖を感じましたよ。
恐る恐る聞き耳を立ててその音の発信源がわかったときはほっと一息。
最初はオドオドしていた奥さんも心臓に悪いわ!
こんな感じで夜の”ガシガシ”が次第に増えてきたんで、少しずつ猫をケージに閉じ込める時間を短くするように変えていったんです。
ケージ解放に向けて
ケージを完全開放して自由にさせるにはまだちょっと抵抗があったものですから、それこそ深夜、ためしに電気を消して家族が寝静まる頃に猫をケージに入れず放置状態にさせたことがあります。
暗い中、猫の様子をじっと見ていたら、ミミさん、ここぞとばかりに暗い中をキャッキャキャッキャと駆け回り、あちこちに上ってはドッシャ~ン、ガシャーンとやらかしてくれたものです。
暗くなるとスイッチが入るみたいですね、猫って。(笑)
目をギラギラ(?)させて真っ暗闇の中、家じゅうを走り回るんですよ。
フローリングのところを駆け回ると途端に足音は大きくなります。
足音というよりは爪の音ですね。
そのたびにこっちは”下の部屋に響いてないといいんだけど”ってビクビクしてました。
だからとてもじゃないですけどいきなり猫をそのまま放置しっぱなしで寝るのはちょっとためらわれたんです。
それからは昼間はケージを常に開放状態にして人間が寝る時間帯だけ猫をケージに入れるという基本スタイルはそのままに、ケージに入れない日を週に2回、週に4回と様子をみながら少しずつ伸ばしていったんです。
そんな生活を2ヵ月ぐらい続けたでしょうか。
徐々にですが猫も夜になれば自然とその日のお気に入りの場所で横になるようなスタイルに変わっていったんです。
そしてミミさん1歳の誕生日を迎えた頃にはなんとか24時間完全にケージを開放できるまでに”成長”してくれました。
ケージは解体?
ケージを開放したらケージは今は解体しちゃったのかと言えばそうでもないです。
トイレ置き場だったりお休みどころだったり、お客さんが来た時の一時閉じ込め用にとまだまだ役に立ってはくれてます。
秋でも肌寒い日にはケージの中に置いた”自家製キャットハウス”にこもって定番のお昼寝どころとして利用もしてくれてます。
それに高い場所は少しでも多く残しておきたいですからね。
24時間完全開放にした結果、猫も伸び伸びと生活してるようです。
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