猫に首輪って”当たり前”かと思ってたらそうでもない家庭も多いみたいですね。
どっちがいいんでしょう?
首輪というよりは”鈴”のことなんだけど
”猫に首輪”って言っても我が家の場合は”鈴をつけるかつけないか”、それだけのことです。
かわいい首輪を付けてあげたいとかいうファッション感覚もないし、完全に家猫として育てるので迷子札も必要ないし。
猫がいまどこで遊んでるか、どこにいるのかってことが瞬時にわかればいいだけのことです。
普段、私は家にいて独り仕事をしてます。
そのため日中猫を遊ばせておくのは私の目の届く範囲に限ってます。
それでも死角ってやつは出てきます。
そこへきてミミさんはまだ生後3ヵ月ぐらいなので好奇心は旺盛、恐れることも知りません。
危険な場所にも平気で突っ込んでいきます。
飼い主にしてみれば物を壊される心配もあるし猫が怪我をしたりするんじゃないかという心配もあって、仕事中でも猫が常にどこにいるのかは把握しておきたいんです。
そのためには鈴を付けるのが一番手っ取り早いんじゃないかと。
(それだけで完全に居場所を常時特定するのは難しいですが)
鈴を付けるには首輪が必要だな…そう思ってたら、ミミさんが我が家にやってきた日にはすでに首に鈴と迷子札付きの首輪が付いてました。
ネットで首輪のことを調べてると首輪を嫌がる猫もいるようでちょっと心配してたんですが、すでに首輪を付けて育てられてた猫なので問題はないでしょう。
”鈴”じゃないところでのトラブル発生
ところが翌日のこと。
ミミさんの動きを観察してたところ、鈴というよりは首輪そのものをいやがるような素振りを見せ始めたんです。
けっこうな頻度で首輪をかもうと首を無理やりねじるんです。
気になって首輪をはずして裏地を指の腹で触ってみたところ、ところどころひっかかる部分が何箇所かありました。
柔らかい布地は使ってあったんですが、縫製が雑だったんです。
首輪の存在が邪魔というよりは首輪の感触が気に入らないという雰囲気でした。
これが原因かな?
常に首に触れてる部分なんでちょっとの不快も気になってしょうがないってところだったのかなぁ。
そこで予めこちらでも用意しておいた別の首輪に変えてみたんです。
急に首輪の感触が変わったせいなんでしょうか、最初は首輪が気になるようでした。
それでも徐々に慣れてきたのか時間が経つにつれてその兆候はだんだん収まってはきてました。
ところがです。
ラッキーと思ってたのも束の間、ミミさんが家に来て3日後のことでした。
ちょうど死角になってるエリアから急に
ギャウー、ギャウー!
それはこの世のものとは思えないほどの鳴き声が聞こえてきたんです。
慌てて飛んでったら猫がものすごい勢いと鳴き声でのたうち回ってましてね。
いやあ、正直ビビりました。
何だ、どうした、いったい何が起こった?!
よ~く見ると、なんと首輪が猿ぐつわ状態!
こんな感じ。
しょうがないので猫の体を押さえつけてなんとか首輪をはずしてあげたらようやくおとなしくなってくれました。
実は付け替えた首輪は元々かなり大きめのものだったんです。
そのため最小サイズにまで調整したもののまだゆるゆる状態。
それでもきつくて首が締まるよりはいいだろうぐらいにしか考えてなかったのがペット飼育初心者ゆえの読みの甘さとでも言うんでしょうね、まさかこんなことになるとは。
原因はシンプル。
首輪が大きすぎて猫の口にひっかかってしまったんですね。
首輪が外れにくい構造だったことも原因の一つです。
これが部屋にだれもいない時間に起こってしまったら…そう思うとぞっとします。
そういえば商品札に”○cm~○cm用”って書いてあったなあ。
レジの人に「こちら、サイズはお間違えないですか?」ってきかれてたなぁ。
なんてことを今更ながら思い出しました。
レジでサイズをきかれたってことは、やっぱり首輪のサイズ違いによるトラブルは少なくないのかもしれません。
あと購入したばかりの首輪は軽い力でも簡単にはずれるかどうかのチェックも必要かと。
はずれにくい場合は何らかの工夫を施してやることも必要でしょう。
首輪一つ安易に考えてるととんでもないことになっちゃうってことを実感させられました。
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