冷や汗をかいた”ネコ置き去り事件”

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ある寒い日の夕暮れ時のことでした。

ふと気がついたら、猫の姿が見えないんです!

よくよく探し回ったら、なんと鍵を閉めたベランダの外にちょこんと座ってるじゃないですか!

しかもベランダにはゴミが散乱したような跡も。

いったい何が起きたんだ?

そして猫はいつからベランダの外に?!

猫のすばしっこさをすっかり忘れていたがために起きたあの事件は、思い出すたびに胸がきゅ~と締め付けられます。

※当記事は続きモノです。

  1. ベランダに猫を出す際に注意すべき2つのこと
  2. 冷や汗をかいた”ネコ置き去り事件 ←いま見ている記事
もくじ

猫をベランダに出すことの最大の危険性を味わった

あるときを境に猫をベランダに出すようになり、それなりに対策も取ってはきたつもりでした。

でもまだまだ甘かったようです。

ある日の夕方、ふと「猫は今どこにいるかな?」と奥さんに聞く私。

それに対し「こたつじゃない?」「いやいないわ」「じゃあいつもの寝床かな?」「あれ、いないわ」とうちの奥さん。

猫の居場所は定期的に確認してるのでこの日も「それじゃあ子供部屋に行っちゃったかな」みたいな会話をしながら探すことおよそ5分。

あれ~どこにもいないよ

んん?いったいどこだ?

そこから本気で奥さんと共に猫の居場所を確認します。

たまにあるのがクロゼットを整理しているときに猫が忍び込んでしまって気づかずそのまま置き去りにしてしまうパターン。

しばらくすると小さな声で「ミャーオ」と聞こえてくるので「あ、クローゼットに閉じ込めちゃったんじゃない?」なんて会話をしながら探しに行くと案の定中にいたりします。

でもこの日はそういったヤバ目の場所に入り込んだ様子はなし。

いよいよもって家中を探しまくろうとしたとき、まさかなとは思いつつもベランダ出口のカーテンを引いてみたら…いるじゃないですか!

こっちを不安そう(?)に見ているうちのお猫様が。

うわっ!いた!って声を上げてすぐに扉を開けてやると猫はピュ~と一目散に室内に逃げ込んできましたよ。

”よかったあ”と胸をなでおろすも、ここで一つ疑問が。

いつからベランダに?

それを奥さんと話していくうちに出た答えが、

1時間前に洗濯物を取り込んだ時だ、きっと

という意見で一致。

洗濯物を取り込む時にベランダを開けたそのすきに猫がさっと外に飛び出し、それに気づかない奥さんがベランダを閉めたもんだから猫はそのまま外に取り残されちゃったというものです。

いやいや1時間もこの寒い冬空の中に放っておいたんだって想像したらホントに涙が出そうなくらいかわいそうに思えてきちゃいましたよ。

とりあえず猫の動きに変な感じはなさそうなのでまずは一安心とベランダのカーテンを閉めようとしたら、ベランダに何やら見たこともないゴミのようなものが散乱してるんです。

なんだ?と思って外に出て確認したら、どうもプラスチックの破片らしい。

ハッと気づいて隣家との境にある非常用の仕切り版の方を見たら…すき間をふさいでいたプラダン板の一部に穴があいてるじゃないですか。

おそらく室内に入れないと悟った猫がなんとかして脱出経路を見つけようとプラダン板をガシガシやって通り抜けようとした穴だと思われます。

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それを見た瞬間、猫は本気で危険を感じ取っていたんだなあとまたしても涙が出てきそうに。

ミミさん(※猫の名前)よ、君も必死だったんだね。

ただその穴の大きさはちょうど猫のアタマぐらいの大きさだったんで、いったんそこを抜けて隣家やその先の部屋のベランダまで行ったもののどうしようもなくて結局元の場所まで戻ってきて戸が開くのをじっと待っていたのか、それともそれ以上穴を開けることができずにただひたすら戸が開くのを待ってただけなのかは今となってはわかりませぬ。

何はともあれベランダを乗り越えて転落…なんてことにならなくてよかったとホッとしてます。

それに1時間で済んだからまだなんとかなったものの、これが何時間も気づかずにいたらもしかしたら凍えて体調を崩してしまったりあるいはそのまま死んでいた可能性だってなくはないでしょう。

ずーっと猫の不在に気づかなかったらと思うと、ホントにゾッとしますよ。

ゴメンナサイ。

ちゃんと確認してからベランダを閉めるべきだったね。

実は隣家に迷惑がかかっていた

猫を救出後、穴があいた部分の修復作業をしていたら、作業時に出る不穏な音に”??”と感じたのでしょうね、隣家の方がベランダに出てくる音がしたんです。

そして放たれた一言が、

あららら、何これ?!

まさか?!と思いつつ仕切り版の脇から身を乗り出して隣家のベランダを見ると、やっぱりというかプラダン板の無残な姿が散乱してたんです。

その量から見ておそらく風で飛んだものだと思われます。

あいさつもそこそこにことのてん末を話したところとりあえず納得はしてくれたようですが、声のトーンがどうも若干お怒り気味のように感じられたのは考えすぎというものでしょうかね。

こっちはもうとにかく平謝りですよ。

(隣家とは今後もうまくやっていきたいですからね)

それからというもの、ベランダを閉める際は必ず猫の居場所を確認してから閉めることを家族全員と共有したことはいうまでもありません。

※現在は隣家に二度と抜けられないよう、あり合わせの不要物で完全(?)補強しております。

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