ベランダに猫を出す際に注意すべき2つのこと

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我が家ではある時期から猫がベランダに出ることを解禁してます。

理由はものすごく単純。
室内だけで過ごしている猫を見てるうちになんとなくかわいそうに思えてきたから。

といってもそんなことを猫が思ってるかどうかなんてわかりゃしません。
室内だけで過ごすことに猫がどれほどストレスを感じてるかなんてこともわかりゃしません。

でもね、ベランダをじ~と見ている猫を見てたら”そろそろ出してあげてもいいかな”なんてつい思っちゃんたんです。

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これまでベランダに猫が出ないよういろいろ工夫(脱走防止柵)してきたのに何を言ってるんだ?って話ですよね。

…魔が差したんです。(笑)

※当記事は続きモノです。

  1. ベランダに猫を出す際に注意すべき2つのこと ←いま見ている記事
  2. 冷や汗をかいた”猫置き去り事件
もくじ

ベランダは猫にとってかなり危険

いつの頃からか、洗濯物を外に出すときに猫がベランダの扉付近にすーと寄ってくるようになったんです。
まさに戸を開ける瞬間を狙ってるかのように。

そんなんだから我が家ではベランダに出るたびに猫を別室に閉じ込めておくようにしてたんです。
でもね、ある日ふとその”儀式”に疲れを感じちゃいまして。

飽きたというかなんというか。

だからその日は猫を別室に隔離することなくいつものように洗濯物を干しにベランダの戸を開けてしまったんです。
そしたら案の定、猫は勢いよくピューってベランダに飛び出していっちまいましたよ。

やっぱり外の世界に興味があったんだ。

それからというもの、少なくとも1日に1回は猫をベランダに出さないと”外に出してよ~”とベランダ出口付近ですごく鳴く日が続くようになりましてね。

今ではほぼ毎日ベランダに猫を出してます。
”出して出して”と催促してきますから。

一度外の世界を味わわせたらもうおしまいです。
ただベランダに猫を出す際は1点だけ必ず自分に課してる注意点があります。それが

ベランダに猫を出したら自ら戻ってくるまでちゃんと見張ってること。

というのも室内飼い猫を外に(今回はベランダですが)出すことに関してはいろんな危険が伴うからです。

危険その1:ベランダ乗り越え

我が家は10階を超えるマンション住まいなので、ベランダから猫が転落でもしようものならほぼ即死です。
しかも我が家のベランダの壁はガラス窓式ではなくコンクリート壁。
それゆえ猫の目線では外が見えません。

ベランダ

ということは猫がもっと外を見たいと思って何らかの拍子でベランダの手すり部分にぴょんとジャンプしようものならそのまま滑って転落死…これ、じゅうぶん考えられますよね。

だからといってベランダ全体に網というかネットのようなものを張り巡らせるのは構造的にさすがにちょっと無理。

そんな心配をよそに、実際のところは大人しくベランダでひなたぼっこをするか排水溝の臭いをかいでは満足して(?)帰ってくるだけのうちのお猫様です。

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経験上、最も危ない瞬間は鳥が近くまで飛んできたときですね。

特にカラスが手すりにでも止まろうものなら今にも飛びかからん張りに猫は興奮しまくりますから、こっちは慌てて鳥を追っ払いに行かなきゃなりません。

のようなものが這ってる時もヤバいです。

とにかく動くものに関しては興奮してなんでも追いかけようとしますから、そのまま放っておいたらいつかは無視意識に手すりまでジャンプして…なんてことにもなりかねませんぜ。

クモに興奮気味のミミさん(23秒)

気休めでしょうけど、定期的に猫を抱っこしては高い位置から外の世界を見せて「ここは高いから危険だよ」ということを教えたりもしてるんです。
それが果たしてちゃんと伝わってるかどうかは”神のみぞ知る”ってか。

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危険その2:隣家のベランダへの侵入

我が家はマンション住まいなため、隣家とは(よく見かける)仕切り版で区切られています。
その仕切り版の下って、猫なら軽く通り抜けができちゃう程度のすき間があるんですよね。

仕切り版の下

現実的には常にじーと猫を見張ってられるわけでもなく、デスクワークしながら横目で猫をチラチラ監視しているときもあります。

そんなちょっと目を話したスキに猫が仕切り版のすき間を超えて隣家に侵入でもしたら隣の方に迷惑がかかるだけでなく、そのすき間をいくつも通り抜けてってしまいには迷子になる可能性だってあります。

どこかの部屋の手すりから転落死なんてことも考えられますでしょ。

そんな危険性があったものですから、すき間部分はDIY作業で余ったプラダン(段ボール構造に似たプラスチック製の薄い板)の端材でふさいでみたんです。
(両面テープとガムテで接着)

ただそのままいきなりすき間をふさいじゃうと隣家の人がいぶかしがるかもしれないので、プラダン板には『ネコ通過防止用』と隣家から読めるように書いてあります。

隣家は我が家が猫を飼ってるのを知ってるしその方も猫を飼ってるので、そう書いてあればどんな目的の塞ぎ板なのかはすぐに想像つくでしょう。

仕切り版の下のふさぎ板

ただねぇ、薄くて軽いプラダン板は風にめっちゃ弱いんですよ。

それがわかったのが風の強い台風の日の翌朝のこと。
ベランダからパタパタ音がするのでなんだ?と思って見たら、プラダン板が今にも飛ばされそうな勢いでバタついていたんです。

そんなことがあったもんだから方々から探し集めた(水を詰めた)ポリタンクで補強することにしました。
これなら火事の時でも蹴破って避難することはできるでしょう。

仕切り版の隙間をふさぐ

付きっきりはやっぱり大変だぁ

猫をベランダで遊ばせるにはトラブル防止の意味でもその間見張ってなきゃなりません。

これがねぇ、春先や秋口はまだいいんですよ。
ベランダはポカポカしてるのでこっちも外に出て気分転換にタブレットで情報収集なんてことしながら時間をつぶせますから。

でも夏場や冬場は…そう、最悪です。
真夏はもちろんうだるように暑いし冬はシンプルに寒い!

だからたまには”快適な”室内にいて猫の動きをチェックする時だってあります。

でもね猫だって暑いのも寒いのも好きではないみたいで、そういう時季は割と早めに室内に戻ってくるんですよね。
とりあえず1回はベランダに出してあげれば、室内に戻ってきたあとは”パトロール終了”みたいな感じで大人しくゴロンとしてくれます。

もしかしたらベランダ散策は猫にとってストレス発散の場になってるのかも。

最悪の事件勃発

それはベランダ開放から数ヵ月経った頃のことでした。

とある冬の夕方のこと、猫がどこにもいないことにふと気がついたんです。
家中を探しまくってもどこにもいません。

さすがに心配になって家族総出で家の中を探すもいっこうに見つからず。

ええ?どこ?!

みんな首をひねる中、ハッと気がついてベランダのカーテンを開けたらなんと鍵を閉めたベランダ戸の向こうにお猫様がちょこんと座ってるじゃないですか!
しかもベランダにはゴミのようなものも散乱してるし。

実はそのゴミのようなものは猫がベランダに取り残されたおよそ1時間の間になんとか生き残ろうと必死にもがいた跡だったんです。

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