猫は一匹飼いと多頭飼いのどっちがいいんだろうか

当ページの一部のリンクにはプロモーションが含まれています。
アイキャッチ画像

我が家で猫を飼おうとなった時、一匹飼い多頭飼いで悩むことは…全くありませんでした。
なぜかって?

それは初めての猫飼いだったこともあって、「とても2匹なんて面倒見切れないよね」というのが暗黙の了解としてお互い(うちの奥さん)のアタマの中にあったから。

でも猫を飼い始めて3年目の現在、2匹(多頭)飼いにしておけばよかったかなぁとも思い始めてる今日この頃です。

もくじ

私が思う多頭飼いのメリット

現在、我が家には3歳を迎えた猫(♀ミミさん)1匹が悠々自適(?)に暮らしておりまする。
猫と暮らして3年目ともなると飼い主もだいぶ余裕が出てきて、ふとこんなことを考えるようにもなってきました。

あの時兄弟で引き取ってれば、もしかしたら猫にとってはもっと幸せだったのかな。

”あの時”というのは”猫の譲渡会”でミミさんを引きとろうと決めた時のことです。

猫を飼おうと思い始めた当時、猫ボランティアの方々が繰り返しおっしゃってたのが「兄弟猫はできれば一緒に引き取ってほしい」というものでした。

実はミミさんも兄弟猫のうちの1匹だったんです。
でも初めての猫の飼育でいきなり猫2匹の面倒を見る自信は…正直その時はありませんでした。

なので猫ボランティアの方の「なんとか2匹同時に引き取れませんでしょうか」というお頼みも丁重にお断りさせていただいたんです。

でも猫を飼って3年目の現在。
”やっぱりあの時、兄弟で引き取っておいた方がよかったかなぁ”
と思える余裕も出てきましてね。

普段、猫をずっと見ていて一番に思うことは、
いつも一人で猫は寂しくないんだろうか。

私が忙しくてあまりかまってあげられないため、猫は実はストレスをため込んでいるんじゃないかと。

これがもし2匹飼っていたとしたら…放っておいても2匹でじゃれあったり、遊び疲れたら2匹寄り添って寝たりして大らかに暮らしてたかもしれませんでしょ。
かわいい仕草やインスタ映えする面白い動き(?)などもひんぱんにしてくれたかも。

それに2匹でじゃれあってくれれば運動不足の解消にもなったでしょうよ。

でも猫って単独行動を好むってよく言われるじゃないですか。
しかもうちのミミさん、おやつを欲しがる時はじ~と私を見つめて「ミャ~オ」なんてかわいい声を出すんですが、抱っこしようとすると全力で逃げるんです。

まるで”食事と水さえくれたらあとは放っておいてちょうだい”とでも言ってるかのように。

そうなると”別に2匹飼いじゃなくてもいいのかなぁ”とも思ったりするわけですよ。

それでも日中かまってほしそうに寄ってきたりあまりに暇そうに過ごしてるのを見てるとやっぱり2匹いた方がいいのかなぁとまた思えてしまうのです。

特に十数時間も猫1匹のまま室内に放っておいたときなんかは「こういう時は2匹いるとこっちもなんとなく安心するよね」なんて奥さんとよく話したりもします。

さてさていったいどっちがいいんでしょうかね。

猫が大きくなってからの多頭飼い

じゃあ仮にこれから2匹(多頭)飼いをするとしましょう。
そうなるといくつか問題点がでてきます。

一番の問題は猫同士の相性でしょうか。

小さいうちから兄弟猫として引き取るならほとんど問題はないんでしょうけど、我が家のようにある程度歳をとってから多頭飼いしようとなるとやはり猫同士の相性の良しあしが一番のネックになると思われます。

何も考えずに新しい猫を受け入れて「さあ、今日から新しいお友達だよ」なんていきなり部屋に放ったものの、1週間たっても2週間経ってもお互いが全く馴染まないようなときは泣きたくなりますもんね。

こういう時は(もしも血統とか猫種とかにこだわらないのであれば)猫ボランティアの方などにお願いして、1週間とかの期間限定でまずは新しい猫を同居させて様子を見るのがおススメです。

そして1週間ほど様子を見て”これならなんとかイケそう”という安心感がもてたなら正式に譲渡をお願いすればいいんです。
そういえばミミさんを引き取るときも1週間ぐらいの試用期間がありましたね。

他にも考えなきゃならないことはいくつもあります。

多頭飼いの受け入れ態勢

多頭飼いする場合はシンプルに飼育費手間が増えます。

食費

単純に2倍になります。
しかもどちらかの猫が片方の猫のキャットフードまで食べてしまわないような工夫も必要になるかもしれません。

避妊・去勢費用

子猫をもらい受けるような場合、避妊や去勢がまだの場合は新たな出費がかかります。

保険代

猫に動物保険をかけてるならもう1匹分の保険料がかかります。

トイレ

猫1匹に対しトイレは1個というのが相場らしいのでトイレをもう1つ増やす必要があります。
同時に猫砂の量も倍になります。

遊び道具

キャットタワーなども若干増やす必要があるかもしれません。

寝処・睡眠グッズ

毎回一つの寝室で2匹が丸まって寝てくれればいいですが、ここはやはり2匹分のお休み処も必要でしょう。
慣れてきてどこでも空いてるところで寝るようになればだいぶラクにはなります。

ケージ

子猫の場合はケージに入れた方がいい場合もあります。
2匹とも子猫の場合はケージも2つ用意しないといけないかもしれません。

部屋数

いくら猫同士の仲がよかったとしても猫独自のテリトリーがあるらしいので、猫が自由に行き来できる部屋は多いに越したことはありません。
そういう意味では1ルームマンションであとから猫を増やすのは無理があるかもしれません。

こういった感じで猫を多頭飼いする場合は単純に費用も手間もかさんできます。
それでも”かわいさが2倍以上になるなら”ということで多頭飼いしてる方は少なくないようです。

そしてこれはあくまで”個人的な統計”になりますが、SNSでバズる投稿は大方が多頭飼いの猫だったりします。(笑)

実際、我が家の猫をSNSで投稿しようと思ってもいつも同じ動きしかしないので、そのあたりはちょっとつまんないですよ。
SNSアップが目的で猫を飼ってるわけではないにしても、ね。

ということでもしも多頭飼いをするつもりなら、どちらも子猫のうちから始めるのがリスクは少ないと言えるでしょう。

さてさて我が家はどうしましょう。

アイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA

もくじ