壁に穴を開けずにキャットウォーク自作に挑戦

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猫を室内飼いする上で考えてやらなきゃいけないことの一つに、高所での生活空間の確保があると思います。
とかく猫は高いところに登りたがりますから。

そうは言っても家の構造や収納スペースなどによっては昇り降り可能な高所が最初からないご家庭というのもあるでしょう。
それこそマンション住まいの我が家がいい例です。

我が家には、猫が登れそうな高所がほとんどないんです。

※当記事は続きモノです。

  1. 壁に穴を開けずにキャットウォーク自作に挑戦 ←いま見ている記事
  2. キャットウォーク自作の前に”変則”キャットタワーでベースの足場作り
  3. 石膏ボードの壁に穴を開けずにキャットウォークを自作してみた
もくじ

キャットタワーは入門機?

もしも高いところが身近になかったとしたら…きっと猫ちゃんはストレスが溜まってもだえ苦しんでしまう…なんてことはないでしょうけど、たとえば下のタンス画像を見てくださいな。

ものが部屋中にあふれて使う機会の減ってしまった”お荷物”がどんどんタンスの上へと押しやられた結果がこれです。
猫が登れるスペースなんてこれっぽっちもありゃしませんでしょ。

箪笥

机の上だってものであふれかえってます。
(単に片付けてないだけってか?)

イメージ画像

そうは言っても(高所好きの)猫を飼ってるんだからなんとかしなきゃかわいそうということで…新たに高所専用のキャットウォークを作ろうと思い立ったわけです。

よくある間取りのマンション住まいの我が家で猫が移動可能なエリアと言えば、主に居間・和室そして玄関までの廊下になります。
(暖かい季節なら扉を開け放した子供部屋へも行き来します)

ところが廊下の扉を閉めきる冬は、居間と和室のみが猫の居住空間となります。

その居間も和室もさきほどのように机やタンスの上いっぱいまでものがあふれかえっているので、猫が登れるスペースなんてほとんどないのが実情。
ならばと猫を迎えると同時に”高所”を設けるべく購入したのがこちらのキャットタワーです。

キャットタワー

生後3ヵ月程度の猫がうちに来て間もなくの頃はまだてっぺんまで登って遊ぶこともなかったんですが…。

寝る猫

1ヵ月もしないうちにキャットタワーのてっぺんが定位置となります。

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でも購入したキャットタワーは(購入した時はそんなことは考えてもみませんでしたが)猫には高さ不足だったようです。(一番高いところで120cm)

次第にその高さに飽きてきたのか、すぐ隣に設置したより高いケージのてっぺんにキャットタワー経由でジャンプして移動することが多くなってきたんです。

今ではそこから外を眺めるのが毎朝の日課になってます。

ケージのてっぺん

我が家での高所はそこが限界です。
でも猫が大きくなるにつれて”もっと高いところへ登りたい”オーラが徐々に強くなってきましてね。

あそこ登れるかしら
ここなら行けそうかな

みたいな目で高いところを探してはジャンプしそうな仕草をちょくちょく見せ始めるようになったんです。
そんなのを見てたら”やっぱり高所を作ってあげないとまずいかな”なんて気にもなりますでしょ。

それにね、上下運動する機会が少ないと運動不足で足腰が弱くなっちゃう心配だってあります。
若いうちから病院通いだなんてまっぴらゴメンですぜ。

高所増設に立ちはだかる問題点

そんなわけでストレス&運動不足解消のためという大義名分のもと、新たに室内に高所を増設することにしたんです。
ところがまさに「言うはやすし行うはかたし」でそんな簡単には行きませんでした。

対策その1

最初に考えたのは天井にまで届くほどの高さのキャットタワーを追加購入すること。
ただこれはよくよく考えたら「無理か…」という結論に至ります。それは…

置くスペースがない!

我が家はものがあふれかえっているためこれ以上大き目の猫用品を置いてしまうと人間たちが悲鳴を上げちゃう恐れがあったんです。

”どこに置いても…邪魔だよねぇ”って。

対策その2

そこでキャットタワーではなく壁の高い位置にキャットウォークを作ってあげてはどうかと。
ただしここでもちょっとした問題点が。

我が家の室内の壁は(マンションでよくありがちな)石膏ボードなんです。
ご存知の方も多いと思いますが、石膏ボードというのはネジとか釘を打ってもすぐに取れちゃうんですよね。
強度が保てないんです。

ネットでキャットウォークを探してみると、”石膏ボードにも設置可能なキャットウォーク”なんていうのもあるにはあります。
でもそういった商品は石膏ボード専用の特殊ネジを埋め込むタイプがほとんど。

そのやり方であればもちろん強度は充分でしょう。
ただそのネジって…けっこう太いものが多いんです。
こういうやつですね。

ねじ

だからたとえば将来そのキャットウォークがいらなくなったとか別の場所に移動するなんてことになった場合、ネジを外したあとにはデカい穴がど~んと残っちゃいます。

それはさすがに見た目によろしくないかと。
それに原状回復義務のある賃貸マンションなんかではこの方法だと設置は難しいでしょう。

そんなこんなでしばらくキャットウォークの設置を先延ばしにしてたある日のこと。
なんと石膏ボードに傷を付けずにキャットウォークが作れそうな記事を見つけましてね。
試行錯誤の上、キャットウォークを自作しちゃいました。

完成品がこちら。とりあえず1個だけ作ってみました。
我ながらだいぶ気に入っております。

完成品

猫も、気に入って、くれてるのかな?

乗る猫

こんなのを作ってみたいという方のために(はたしてそんな人はいるのだろうか?)、参考までにこのあと制作工程をご紹介します。

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