ペット保険は入るべきか?

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ペットを飼い始めてすぐに心配になったことがあります。
それが動物病院にかかった時の医療費

※当記事は続きモノです。

  1. ペット保険は入るべきか? ←いま見ている記事
  2. ペット保険、何を優先するか?
もくじ

猫の病気の治療費はどのぐらい?

動物だっていつかは病気にかかるでしょう、怪我もするかもしれません。
その時にお世話になるのが(通常は)動物病院ですね。

うちの近所にも幸いギリギリ歩いて行ける範囲に動物病院が1軒あります。

そこでもしも猫が病気や怪我になったらいったいいくらくらいかかるのか、そんな心配を取り除くべく保険会社が公開している治療費のサンプル額を見比べてみました。

その結果、風邪(通院)程度のものなら数千円~
皮膚炎(通院)、腎不全(入院)、ガン(入院)、骨折(通院)といった人間にもなじみのある病気や怪我にかかった場合は数万円から数十万円かかるようです。

仮にこれらのサンプル額が保険会社の”脅し”的要素であることも考えて多少高めに設定してあったとしてもですよ、重い病気や怪我となるとやはりそれなりの治療費はかかるものと覚悟しておいた方がいいでしょう。

我が家でも悩みましたよ。
はたしてペット保険には入るべきかどうか。

猫飼育の初期投資もそれなりにかかったし、エサ代やトイレ砂などの定期的な補充代など毎月何らかのお金が飛んでいきます。
そこにさらに定期的な保険料の支払いがくるとなるとねぇ。積もり積もれば決して安い金額でもないですから。

知り合いのとところでは猫2匹(3歳と4歳だったか)飼ってるんですが、「保険入ってないし入る予定もない」と聞いてちょっとびっくりしました。

聞けば「病気になるのは歳とってからだからまだ大丈夫」だそうで。

万が一の出費を案ずる私と毎月の支払いを気にする知り合いとの差。

いろんな考え方があるもんですね。

ペット保険の補償システム

人間が病気になった場合、保険診療なら病院での精算時に2割(3割)自己負担額を支払うのが一般的です。

一方ペット保険の仕組みはというと、(私が調べた限りでは)最初に治療費を飼い主が病院側に全額支払いそれを後日保険会社に申請して支払った総額の50~90%を払い戻してもらうというパターンが多いようです。
(中には人間と同じで、窓口で負担額だけ払えばいいという便利な保険もあります)

総じて各ペット保険会社は

  • どこよりも安い!
  • うちは9割補償!
  • 入院回数に制限なし!
  • 月々780円から!

などのおいしそうな文句を並べて勧誘しようとしてきます。

これだけ見ると確かに安いことは安いですね。
でも安い商品にはそれなりの”シバリ”が必ず存在するもの。

それは病気の種類に制限があったり、1年に支払い可能な病気の回数に制限があったり、1日の治療費の上限に制限があったり、補償額の支払いが2ヵ月後だったり、免責金額があったり…

ま、当然と言えば当然ですけね。

そんな中でも”いやいや最低限これだけは付けておきたい…”なんて欲を出せば、途端に保険料は跳ね上がります。
たとえば我が家で望む”これだけは”という補償内容は、

  • できれば治療費の9割は補償してほしい
  • 限度額とか回数制限とかそんなのがあると不安だから無制限にしてほしい

これって我が家だけでなくあなたもそうじゃないですか?

でもこの内容をカバーするとなると毎月の保険料は…最低でも3,000円~と結構な額になってくるわけですよ。

人間側の保険料だって高いというのにさらにペット保険まで支払わなければならないとなると家計にかなり響いてきます。

だからといってケチれば、万が一猫が重い病気になって長期的な通院と入院が必要になった時に思いっきり慌てふためくことになるでしょう。

この辺の兼ね合いがとても難しい。

補償の最低条件を考え直す

さて最終的に我が家ではどうしたかと言えば、保険の補償割合に関しては目をつぶるとして、通院(入院)日数に上限のないという点を重視することにしました。

「保険の契約上、今年はあと○日しか病院に行けないんだ」
「今日は苦しくても我慢してね」

なんて感じで、猫の健康状態よりも保険内容を心配するのはあまりに猫がかわいそうすぎますから。
苦しくなったらすぐにでも病院に連れて行ってあげたいですから。

そこであらためてこの条件を最優先で保険会社を検討したところ、まあまあ条件にかなう保険会社を見つけました。

『あんしんペット少額短期保険』

追記

当ページでご紹介している『あんしんペット少額短期保険』ですが、最新では名義変更や吸収合併など回りまわって楽天ペット保険『あんしんペット保険 (ペット医療保険)』に移譲しています。

ただし同保険はすでに新規販売終了となっており新規契約は不可です。
しかしながら保険契約の際の参考用にとページ自体は残しておきます。
保険契約自体は有効継続中

この保険は本社が愛媛県松山市と大都市圏からかなり離れたところにあり規模も小さかったので”ちょっと大丈夫かなぁ”という思いはありましたが、保険内容さえしっかりしていればまぁいっかてな感じで契約してみました。

その主な補償内容(プランL)がこちら。

  • 通院から入院、手術、ほとんどの病気やケガに適用
  • 補償額は治療費の70%戻し
  • 保険金の支払回数や日額の制限はなし
  • ただし年間の支払額の上限は70万円まで
  • 日本全国どこの動物病院でもOK
  • 免責金額はゼロ
  • 保険効力発生までは申込日から1ヵ月
追記

上記保険契約内容は一部を除き、現在も変更はありません。(※現在は免責金額が4,000円に変更)
楽天なのに保険内容が契約当時のままこれだけ維持されてるのは珍しいです。ありがたいです。

年間支払い限度額が70万円ですから、実際の治療費は100万円までなら補償の上限額が返ってくることになります。
しかしながらさすがに100万円の治療代がかかる大病はそんなにはないだろうとの考えのもと、上限額に制限ありでもよしとしました。

これで毎月の保険料の支払いはおよそ1,900円。
年間で23,000円前後の支払いになります。(若干の割引がある年払いもあり)

この金額で100万円までの治療費の70%が戻ってくるなら安心料としては決して高くはないでしょう。
また猫が老齢になったとしても最大保険料額は3,000円を超えないことも明記されてました。

ただし新規契約は猫年齢10歳までで11歳を超えると新規での契約はできなくなります。
契約更新中であれば猫が何歳になっても保険契約は有効のままです。

こういった新規契約時に猫年齢の上限を設けているところも多いので、「そろそろ病気が出そうな歳になったから保険にでも入っとくか」となっても契約不可の場合があるので注意が必要です。

なお上記の保険もそうですが、保険の効力が発生するまでは一定の期間を設けているところが多いです。
私がよく見かけたのは「保険の申し込みから1ヵ月」というものです。

我が家が契約した「あんしんペット少額短期保険」もやっぱり1ヵ月の準備期間がありました。
(中には翌日からOKとか半月で効力発生というところもあります)

この1ヵ月間という準備期間は妙に胸騒ぎがするんですよ。
”契約したものの、いま病気にかかったらお金がおりないから病気になるなら1ヵ月後からお願い!”なんて不謹慎なことを考えてた日もあります。

そしてこの1ヵ月がまた長いんですよ。
待ってると長く感じてそうでもないときはあっという間に過ぎてしまう…月日の流れってそんなもんですよね。

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