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猫を飛行機に乗せるなら絶対トラベルキャリーケースにすべし

もう1年も前のことですが、猫を飛行機に乗せて移動する機会がありまして。
その時、猫を空港まで連れて行くのに使ったのが、猫を飼い始めた時に買っておいた簡易ペット用キャリーケースでした。
そのキャリーケースごと空港で猫を預けようとしたら、スムーズな預け入れができずに時間ばっかりかかってしまった経験をちょっとだけお話します。
もくじ
キャリーケースはなんでもいいってわけじゃない
あるとき、東京から鹿児島まで家族全員で行かなくてはならない機会があったんです。
滞在期間は3泊4日。
これだけ長いとさすがに猫だけを家に置いとくわけにもいかず、かといってペットホテルに預けっぱなしというのもちょっとかわいそうでね。
そこで猫も一緒に連れて行くことにしたんです。
初めてのお泊り旅行ってか。
東京を出立して行先は鹿児島。
利用エアラインはソラシドエアです。
事前にネットでソラシドエアのペット預かりについて調べてみました。
お客様が既にケージをお持ちの場合、籐製、木製、布製等以外のカギがかかるものであれば、そのままお預かりできます。
籐製、木製、布製等のケージの場合はそのままではお預かりできませんので、当社所持のケージにお客様がお持ちのケージを入れてお預かりいたします。
その時、家にあった猫用の簡易キャリーケースがこちら。
病院に連れて行く時用に事前に購入しておいたメッシュペットキャリー[アイリスオーヤマ]です。

材質はポリプロピレンというプラスチック素材の一つ。
当然のことながら衝撃には弱く、カギもかけられない簡易的なキャリーケースです。
ホントに”応急処置”的なかごですね。
でもまあ”当社所持のケージにお客様がお持ちのケージを入れてお預かりいたします”ってあるので、そのままその簡易キャリーケースに猫を入れて軽い気持ちで空港まで連れていったんです。
日本の国内線では、猫の機内持ち込みは不可みたいで、手荷物として預ける必要があります。

空港について猫を預ける手続きをすると、空港の係員の方が当方の簡易キャリーケースよりも一回り大きめのごっつい飛行機用ケージを持ってこられました。
その飛行機用ケージで簡易キャリーケースを包み込むみたいです。
ところがこれがなかなか入らないときた。
理由は単純。
航空会社の飛行機用ケージがうちの簡易キャリーケースを包み込むにはギリギリの大きさだったせいで、なかなか鍵を閉めることができなかったからです。
しかもカギを4ヵ所ぐらいつけないといけないらしく、その作業だけで20分近くあーだこーだと四苦八苦しておりましたよ空港のお姉さんたちは。
その後はこんな↓感じで到着地まで丁重に連れて行ってくれます。
お預かりいたしましたペットは飛行機の貨物室に搭載されます。
貨物室はお客様の客室と同じ空調設備となっておりますので室内の温度は約15~20℃程度に保つようになっております。
環境としては「ちょっと低めの気温かな」とも思いましたが、きっと経験値からはじき出された温度帯だと思うので特に不安には感じませんでした。
”どうせ猫は狭くて暗いところが好きだからちょうどいいか”なんて変に自分を納得させて私たちはそのまま出発ロビーへ。
ただですね、猫を預け入れたはいいんですが、実はひとつ憂うつなことがあったんです。
トイレの心配
なんせ初めて猫を屋外に、しかも飛行機移動で連れ出すもので外出時の勝手が全くわからないときてる私たち。
猫の体調管理や準備するものなど考えなきゃいけないことはいっぱいありました。
中でも一番心配だったのが…猫のトイレ。
それもウン○の方。
それは飛行機に乗せる当日の朝のこと。
うちのお猫様、前の日からまったくウン○をしてないんです。
いつものペースならとっくに済ませてる時間なのに、この日に限ってまだ何の音沙汰もなし。
このままだと空港内で粗相をされるかもしれない…そう思って、朝からなんとか猫にウン○をしてもらおうといろいろやってはみたものの、結局ウン○をしないまま空港まで来てしまったという次第。
念のため、キャリーケースの中にはペットシーツを敷いておいたんです。
ところがそのシーツをほじくり返しちゃうんですよ、うちのネコは。

習性なんでしょうね、何度敷き直してもすぐにほじくり返しちゃうんです。
そんな状態でペット用キャリーケースの中で粗相をされたら後片づけは大変だし、猫の体だってウン○まみれになっちゃってそりゃもう大騒ぎになるのは目に見えてます。
しかもクサ~いにおいで周囲にも迷惑かけちゃうんじゃないかと心配は尽きません。
それでも幸か不幸か、なんとか空港カウンターへの預け入れまでは持ちこたえてくれました。
でも心配はまだ続きます。
空の移動中にケージの中で粗相をされたら…。
それからおよそ2時間後。
鹿児島空港で預けた猫を受け取ろうとしたら、またもやトラブル発生。
トラベルキャリーケースを分解するのにまたまた20分もかかっちゃったんです。
なんでそんなに面倒くさい構造になってるんだとちょっとイラツキもしましたけど、まぁしょうがないですね。
こっちが頑丈なキャリーケースを持っていかなかったのが悪いんですから。
おかげでリムジンバスを1本遅らせる羽目になっちゃいました。
それよりも心配だったのが”粗相”のこと。
恐る恐るペット用キャリーケースの中を覗き込んでみると…なんとか無事な模様。
猫はキャリーケースの中でちょこんと横になっておりましたよ。
もしかしたら猫も猫なりに初めての長旅で緊張してたのかもしれません。
そしてこの面倒なキャリーケースの開け閉め作業は帰りの便でもまた同じように発生したんです。
行きと帰りで都合4回も無駄な時間をとられちゃいました。
この経験から新たに飛行機用トラベルキャリーケースを購入したのは言うまでもありません。
頑丈で大きいキャリーケースなら問題なし
満を持して(大げさですね)購入した新しい長距離移動用キャリーケースがこちら↓。
幅:約37×奥行:約53×高さ:約37cm。

長距離移動用キャリーケースの上下は六角穴ボルト(六角レンチ付)で9ヵ所締めてあるので落としても外れる心配はありません。
完全なトラベル仕様のケージです。

前面には左右どちらにも開けられるドアが付いていて、鍵も2ヵ所かけられます。
(鍵は別途購入)

中はかなり広く、小型の猫にはむしろ広すぎるくらいの大きさです。

4.4kgのミミさんも余裕で横になれます。

しいて欠点を挙げれば…ちょっと重いってことでしょうか。
その場で持った感じはそれほどでもないんですが、猫を入れて長時間持ち歩き続けるとけっこうしんどいなぁという感じです。
トラベルキャリーケースはスムーズ
その後またもや鹿児島に行く機会があったので、今度はこのエアトラベルキャリーに猫を入れて再び飛行機で鹿児島まで連れて行ってみたんです。
前回と違って飛行機仕様のエアトラベルキャリーはそのまま空港職員の方に手渡すだけでいいのでめっちゃスムーズ。
中が広いから猫もゆったり過ごせるんじゃないでしょうか。
もちろん鹿児島での受け取りもただエアトラベルキャリーを受け取るだけ。
もしも飛行機移動の予定があるなら、長距離用のキャリーケースは絶対あった方がいいですよ。
現在、簡易キャリーケースは今まで通り近所への移動用に、大き目のエアトラベルキャリーは長距離移動用にと使い分けてます。
ちなみにエアトラベルキャリーは使わない時は物置代わりとして利用してます。
中が空洞なのでうまく使えば有効利用できます。

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