【猫のお留守番】ペットホテルは猫にとっての快適な宿泊施設になりえるのか?

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そもそも24時間、ほぼ誰かと常に一緒に過ごしている我が家のメス猫ミミさんが、
はたして自宅でたったひとりで1泊ないし2泊とかのお留守番ができるのか?

食事や水の管理はどうするのか?

そんな不安な気持ちから始まった猫のお留守番対策

一番ラクなのは…人の手が常に入ってるペットホテルに預けちゃうことですかね。

人間側の準備も少なくて済みそうだし、自宅で留守番させるよりは心配事が少ないと思われますもの。

そんなわけでペットホテルのメリットとデメリットを実際に下見した結果もふまえて探ってみたいと思います。

※当記事は続きモノです。

  1. 【猫のお留守番】自宅に猫だけでお泊りさせるための準備と問題点を洗いだしてみた
  2. 【猫のお留守番】ペットホテルは猫にとっての快適な宿泊施設になりえるのか ←いま見ている記事
  3. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし①
  4. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし②
  5. 【猫のお留守番】eRemote-miniを使って外出先からスマホで家電を遠隔操作する
  6. 【猫のお留守番】外出先から照明を遠隔操作するべくLEDシーリングライトに変えてみた
  7. 【猫のお留守番】ペットシッターの料金と仕事内容を細かく調べてみた

ペットホテルってどんなところ?

ペットホテルをネットで検索すると…残念ながらがメインの対象になってるところがほとんどですね。

場所によってはドッグランなんかも完備されていたり、シャンプーなどのサービスもあったりしてまさにお犬様々。

特に空港近くには各種サービスを取りそろえたペットホテルがひしめきあってる感じがします。

飼い主はギリギリまでペットと一緒にいて、空港近くのペットホテルにペットを預け、帰ってきたらその足でペットを引き取ってそのまま家に戻るというパターンでしょうか。

これならペットを預けている時間はかなり短縮されますから、ペットたちのストレス最小限に抑えられることでしょうよ。

この手のペットホテルを利用してる方は多いんじゃないでしょうか。

 

そしてこういったペットホテルは”も”預かってはくれます。

(たまに犬専門のところもあります)

ただウェブサイトを見る限りでは「猫もついでに受けつけてますよ~」というレベルのような気もします。

(猫専門のペットホテルだと一気に数は少なくなります)

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猫も泊まれるペットホテルにほぼ共通してるなと感じたのが、ウェブサイトに掲載されてる猫舎の画像”狭い”ケージ内に入った状態のものが多かったこと。

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一方、犬は…猫よりは体格がいいせいでしょうか、猫舎に較べれば若干広めのケージが用意されてるようです。

それに猫よりもまだまだ需要は多いでしょうから、サービスの種類も質も猫よりは上かと思われます。

ケージの広さはともかくとして、散歩が必要な犬のために外で遊ぶスペースを確保してるペットホテルもけっこうありましたから。

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一方、猫は散歩の必要がありません。

だからなのか猫が遊び回れるスペースを確保してるところはあまり見かけませんね。

ましてや高いところが好きな猫のためにキャットタワーを常備しているところなんて皆無に近いです。

ペットホテルの何件かに電話で話を聞いてみても「たまに外に出してあげることもあるけど基本的にはケージの中にいてもらう」という言い方でした。

これって”特に何もなければそのままケージの中に閉じ込めておく”と裏解釈するのが妥当でしょう、きっと。

あ、もしかしたらそれは、外に出せばあっという間に逃げちゃう猫のために”高さもあってなおかつ確実に閉鎖された空間を用意するのは大変”なんて理由もあったりして。

だから『原則的として”部屋”の中に閉じ込めっぱなし』なのかな、どうかな。

 

個人的にはこの”長時間、狭い空間に閉じ込めておく”というところがちょっとひっかかるんです。

いくら”猫は孤独と狭いところが好き(だから問題なし)と”迷信的”に言われても、です。

 

もっともここまではすべてネットの情報でしかありません。

実際に現場を見れば、また考えも変わってくるんじゃないか…そう思って近所のペットホテルを下見してみることにしました。

近所のペットホテルを調べてみた

世の中にペットホテルと称するところは数多くあります。

しかしながら実際に利用するとなるといくつか関門を乗り越えねばなりません。

家から近いところ

”空港近くのペットホテルは便利”とさきほど書きましたが、移動は必ずしも飛行機とは限りませんでしょ。

新幹線の時もあれば移動の時だってあります。

そのため近所のペットホテルも確認しておく必要があります。

我が家はを所有してるので、ある程度の距離にあるペットホテルでも行けないことはないです。

それでもせいぜい車で20分以内のところじゃないと実用的とは言えないでしょう。

これがタクシー移動となると話はまた違ってきます。

ペットホテルをひんぱんに利用する方なら、タクシー代は安ければ安いほどありがたいですものね。

ベストは自転車で行ける距離?

(そんな偶然はなかなかないと思いますが)

広さもさながら高さもほしい

おそらくどのペットホテルも、さほど広くはない”部屋”に基本的には”猫を閉じ込めておく”パターンだと思います。

願わくばできるだけ広くしかも高さのある”部屋”を用意してるペットホテルが近くにあるといいんですけどねぇ。

猫は高いところを好みますから。

(あ~、でもこれも望み薄なんだろうな)

ホンネを言えば猫専用のペットホテル

できれば猫専用のペットホテルがあるといいんですけどねぇ。

他の猫のにおいだけでも敏感なところに犬のにおいまで漂ってくるとハンパなくストレスが溜まるんじゃないかとも思うのですよ。

欲を言えば、日光があたって外を眺められるガラス戸なんかがあるともう言うことなし?

(うちのネコは外を眺めるのが大好きなもんで)

六角形ペットハウス キャットイン ペットハウスの新しいカタチ

実際にペットホテルに足を運んでみた

さて情報はいくつか集まったので、実際に下見に行こうと”近所のペットホテル”で検索してみたところ、地域限定のためか引っかかってきたペットホテルはほんのわずかでした。

その中からここならなんとかなりそうかと思われるペットホテルを3件ほど選び、実際に連絡を取ってみました。

住宅地のマンションの一室と思われるペットホテルA社

検索結果の上位に表示されてたペットホテルA社は、ウェブサイトを見ると嬉しいことになんと猫専用のペットホテル!って書いてあるじゃないですか。

掲載されてる画像を見ると、”宿泊施設”はよく見かける金属製の”ケージ”ではなく箱型タイプの”個室”のようです。

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しかも部屋の壁は木製で、内部は高さも奥行もあるし(幅60×奥行150×高さ100cm)、簡易的な棚式キャットウォークまで備わってます。

幅は狭いですが高さがある個室なので、一般的なペットホテルに較べると猫にとってはかなり過ごしやすい方だと思われます。

しかも部屋の前には猫を遊ばせるスペースもあるっぽいし。

これはもうすぐにでも下見をしようと電話を入れたところ…つながりません。

不在メッセージが流れるだけ。

ウェブサイトをあらためて見てみると、直近のお休み情報なども載っているので営業はしてるみたいなんですけどね。

お問合せページ(メール)もあることにはあるんですが、緊急時に電話がつながらないことには話になりません。

よって今回は電話での連絡にこだわってみました。

ところが数日に分けて何度連絡しても一向につながらず。

そして1ヵ月後に試しにまた電話してみたら…やっとつながりましたよ。

よくよく聞くと”猫の預かりがない日は誰もいない”とのこと。

は?えっ?

ということはこのホテルを利用している人はあまりいないってこと?

いやぁ、それはまずいわ~

だってペットホテルを利用している人がいない日は緊急の連絡が取れないってことですからね。

結局、このペットホテルは下見をするまでもなく諦めることにしました。

ちなみに宿泊料期は猫1匹なら6,000円です。

かなり期待を持ってたんですが、残念。

犬も猫もオッケーのペットホテルB社

B社は”犬も猫も預かります”という犬猫兼用ペットホテル。

さっそく店に伺ってその日の担当スタッフに話を聞くと、実際には犬がメイン猫は2匹までしか預かれないという、”一応、猫も預かりますよ”的なスタンスのペットホテルでした。

残念ながら猫が泊まる部屋は見せてもらえませんでしたが、”宿泊施設”はネットとかでよく見かける金属製の3段ケージです。

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そのケージを目にした瞬間、

うわぁ、ここに何時間も閉じ込められるのか。

それくらいそのケージは冷たい雰囲気を放ってたんです。

念のため、猫を外に出すことはないのかと聞いてみたら、「扉を開けて外に出てくるようだったらそのまま出しておくけど、出てこない場合はそのまま中に入れておく」とのこと。

対応してくれたお姉さんがこっちの心配を見透かしたように、「でも犬とは全く別のスペースで猫を泊めます。犬と触れ合うことは一切ないです」と。

(だからその点は安心してくださいってか)

一応付け加えておきますと、このペットホテルのいいところは人が24時間常駐してるってことです。

この点は安心できますね。

あとでウェブサイトをあらためて確認したら、運営ブログに部屋の中を猫が歩き回ってる画像がチラホラ載っておりました。

それを見る限りでは、スタッフの常駐部屋のようなところが猫のお遊びスペースのようで、想像していたよりは猫も過ごしやすそうかなという印象をあらためて持ちました。

値段は1泊7,000円とちょっと高め。

(ほぼほぼ人件費でしょうか)

でも、あのケージを見ちゃったからなぁ。

大通りに面した個室ペットホテルC社

C社は大通りに面したビルの1階にある猫専門のペットホテルです。

一目で猫のペットホテルとわかる看板を横目に建物の中に入ると、そこにはケージではなく”個室”タイプの部屋が三方の壁に沿ってズラリと並んでました。

その中心に女性のスタッフが座って猫を見守ってるという、どこかアットホームな雰囲気のペットホテルです。

 

個室は広さに応じて3タイプあり、私が訪ねた時には「小(幅70×奥行58×高さ80cm)」の個室に子猫が1匹。

「中(幅85×奥行60×高さ145cm)」の個室には2匹の猫が仲良く並んでこっちを見てました。

個室自体はそんなに広くはないんですが、猫のそばに人もいるし、部屋全体がメルヘンチックな色彩でとても安心感があります。

 

原則として猫を外に出すことはないということでした。

もちろんご飯をあげたり水を取り替えたりとかで前面の(ガラス)扉を開けることはあります。

また前面にロールスクリーンを降ろすこともできるので、猫の状態に応じて完全に見えなくしちゃうこともできるんだそうです。

 

気になったのは営業時間が10時~20時までと、ちょっと朝が遅いことです。

猫を預け入れるにはもう少し早い時間の方がありがたいかも。

また営業時間外はスタッフの方は帰っちゃうそうなので、夜の8時~翌朝10時までの14時間は猫だけの店内になります。

料金は1泊3,900円~5,600円と他の2件に較べて若干割安でした。

 

せっかくなのでスタッフの方にお話を伺ったら3泊とか4泊の方もけっこう多く、お客さんの中にはなんと2週間も預けっぱなしの人がいるそうです。

仕事の都合でどうしても部屋においとけないからという理由なんだそうです。

 

猫とどういう付き合い方をするかっていうのは、もちろん個人の自由だと思います。

飼い主さんの性格や猫を飼う環境などによっても飼育方法は変わってくるでしょうしね。

でも私個人としては、たとえケージよりはまだマシかもしれない個室であったとしても、3日も4日も猫を入れっぱなしというのはちょっと耐えられそうにない、かな。

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結果としては2件しか下見できませんでしたが、「猫専門」とか「ケージか個室か」とか「人が常駐する時間の長さ」の違い以外はどこも大差はないですね。

また「猫を外に出して遊ばせる」という概念は、よほどのことがない限り期待はしない方がいいでしょう。

ペットホテルのメリット・デメリット

ここまでのことを総合するとペットホテルを利用するメリットとしては、

メリット

  • ペットを預けるだけでいいので人間側の面倒事が少ない
  • 食事や水の心配がない
  • 日中は少なくとも人がいるので安心と言えば安心

デメリット

  • ペットホテルまでいちいち出向く必要がある
  • 慣れない場所ということと長い時間狭い部屋に閉じ込めることになるので、猫にストレスを強いる可能性アリ
  • 施設の規模やサービスによっては高い宿泊代がかかる
  • チェックイン(チェックタイム)の時間を過ぎると延長料金が発生する
  • 営業時間を過ぎると翌日の手続きになってしまう

ペットホテルは確かに便利だとは思います。

しかし私個人の結論としては、長時間、限られた狭い空間に猫を実質的に”閉じ込めておく”という状況を外出先で想像した時、それを飼い主(私)が苦痛に感じてしまうかもしれないという不安や、知らないところで長時間ひとりにされることで猫に余計なストレスが溜まりまくるんではないだろうかという心配もあるので、よほどのことがない限りペットホテルを利用する機会はまずないであろうというものに落ち着きました。

こんな結論にいたりましたので、次からは自宅で猫をお留守番させるためにはどうするかについて新たな準備を進めていきたいと思います。

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