【猫のお留守番】外出先から照明を遠隔操作するべくLEDシーリングライトに変えてみた

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猫だけで一晩以上お留守番させる際、あなたは照明(部屋の明かり)をどうしてます?
全部消して外出するか、それとも特定の照明だけつけっぱなしで外出するか。

※当記事は続きモノです。

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もくじ

照明をどうするかで悩み過ぎた

猫は夜行性の動物”というのはよく知られた話です。
確かに暗いところでも平気でスピード出して動き回りますからね。

だからといって明かりをつけないまま猫にお留守番させてもいいんでしょうか。

たとえば冬場は夜の6時ぐらいから翌朝6時ぐらいまで約12時間は真っ暗になります。
けっこう長いですよ12時間って。

とはいえそれを猫が長いと感じるかどうかって話もあります。(笑)
そうは言ってもこればっかりはねぇ。
本当のところはだれに訊いてもわからないでしょう。

ところで真っ暗な時間が長く続くことで参っちゃうのはむしろ人間の方かもしれません。

暗くて何の音もしないところに長時間ひとりにされて寂しくないんだろうか。
心配だわぁ。

なんてね。(ハイ、これ私のことですね)

ここまで心配してるとさすがに『あなた、ちょっと過保護だよ』なんて言われかねないか。

じゃあ、電気はつけっぱなしにして出ていく?

いや、それもどうでしょう。だって24時間ず~と明るいわけですよ。
夜行性の猫はかえってストレスが溜まっちゃうんじゃないですか?

結局のところ、これって正解はないんだと思います。

ならば普段と同じペースで照明のオンオフをしてあげるのがいつもと変わらぬ生活ができていいんじゃないかと思うのですよ。

イメージ画像

暗くなったら照明をつけるという普通の習慣のメリットがもうひとつあります。
防犯対策です。

照明がついてる=「人がいる」という印象を与えますでしょ。

そんなふうに考えた時、外出先からも照明をオンオフできる環境が作れれば猫も多少は落ち着くんではないでしょうか。
夕方になったら明かりをつけて、深夜には明かりを消してという具合に。

ただし我が家の場合、それを実行するにはひとつ大きな問題を抱えていました。
明かりが…昔ながらの蛍光灯なんです。

壁スイッチ(or ひも)で照明をON/OFFするタイプのアナログ蛍光灯なんですよね。

蛍光灯

これを外出先からスマホで遠隔操作(スイッチのオンオフなど)するにはLED照明に変える必要があります。

まあね、今の照明は10年以上使ってる古いものだし明るさも若干暗くなってきたようですから、そろそろLED照明に変えてもいい頃合いかなとず~と思ってはいたんです。
それにLED照明に変えればリモコンで操作もできるし、明るさや色合いの調整もできます。

いい機会だなと思って試しに部屋に2つある蛍光灯の1灯だけをLEDシーリングライトに変えてみることにしました。

LEDシーリングライト購入前の基礎知識

購入したLED照明はアイリスオーヤマのLEDシーリングライト・CL8DL-FEIII(8畳)というものです。

商品画像
筆者

ちなみにシーリングライトというのは『天井(ceilingシーリング)に取り付ける照明器具』からきてるみたいです。

LEDの主なメリットとしてはこんなのが挙げられます。

  • 寿命が長い
  • 消費電力が低い
  • すぐに点灯する
  • 調光&調色が可能

さてLEDシーリングライトを購入する上で一番気になったのは、どのくらいの明るさのものを選んだらいいのかってことでした。

ということでここでは私が購入したアイリスオーヤマのLEDシーリングライト・CL8DL-FEIII(8畳)の仕様表の中から明るさに関係してそうな項目をご紹介します。

適応畳数

~8畳

定格消費電力

全灯:25.3W

器具光束

3800lm

適応畳数』というのは、”~8畳”と書いてあれば文字通り8畳ぐらいの広さまでならこの照明でもなんとかいけるという目安です。
(ただしあくまで目安です)

定格消費電力』は消費電力なので低い方が電気代が安く済みます。

器具光束』、これが一番わからなかった。

ちなみにこちらがアイリスオーヤマの商品サイトに載ってるLED照明の明るさの基準表です。
そして「標準定格光束」という項目を見ると3800lmとか4400lmといった数値が載ってます。

説明表

はて、さっきは「器具光束」とあってその数値は「3800lm」。
上の画像の表でも”~8畳”の列には「3800lm」とあります。

さらにLEDについてもっと調べていくと「全光束」という表現も出てきたりします。

いやあ、さっぱりわからない(1回目)

これが初めてLEDを購入しようとする方がとまどう最初の関門じゃないでしょうか?

私も専門家じゃないんでざっくりご説明すると、「器具光束」と「定格光束」というのは言い方が違うだけでほぼ同じものらしいです。
意味合いとしては”実際の生活上で感じる明るさ”という雰囲気でしょうか。

というのもLEDから発せられる光の一部は天井に反射したりします。
その照明にふたをかぶせれば光がふたに吸収されて多少は暗くなります。
つまり電球から発せられる光がすべてそのまま部屋を照らす光になるわけじゃないってことなんですね。

そのため”実質的”な光量の目安として「器具光束」だったり「定格光束」というものがあるみたいです。
(車でいう”10モード・JC08モード・WLTCモード燃費”みたいなものでしょうか)

これに対して器具の絶対的な(総)光量のことを「全光束」と呼ぶらしいです。
(ここまで大丈夫かな)
(間違ってないかな)

それと3800lmの”lm”はLED照明の明るさの単位で”ルーメン”と呼びます。
とはいえ3800ルーメンと言われてもどのくらいの明るさなのか想像できる人っています?

いやあ、さっぱりわからない(2回目)

ということでこれまで使っていたアナログ蛍光灯と新しく購入したLEDシーリングライトの比較で、実際どのくらい明るさが異なるのかをご紹介します。

照明を付け替える部屋の広さはだいたい11~12畳くらいあります。
そこに蛍光灯がそれぞれ少し離れて2つついてます。

そのうちの一つをLED照明に付け替えました。(照らす範囲は8畳くらい)

部屋全体

元からついてた蛍光灯は丸型2本のもので、外側が40型38W、内側が32型30Wのごく一般的なものです。

蛍光灯

そして付け替えたLEDシーリングライトは8畳用のもので器具光束は3800lm

実を言うと『8畳用』といっても”LEDは明るい”というイメージがあったので、内心では「うわ、これ一灯で充分明るいね。もう一つの方は使わなくてもすみそう」なんて期待を少しはしてたんですよ。

ところが実際に付けてみたら…明るさは前とほとんど変わらず
明るさを最大にしてもです。

明るさの数値(”ルーメン”)については購入前はあまりよくわかってなかったので、この数値はなんとなくくらいにしか頭に入ってませんでした。

そのため選択の基準としては、畳数を目安に今まで通り”部屋の片側を中心に照明が当たればいいかな”ぐらいの感覚で『~8(畳用)』と書かれたLEDシーリングライトを購入したんです。

そんなわけで、もしも今よりももっと明るいLEDシーリングライトを購入しようと思ってるなら、実際の畳数よりもひとつ上の畳数のLEDシーリングライトを買っといた方が無難かもしれません。

もしも明るすぎたとしてもリモコンで明るさを調節できますからね。

筆者

畳数ではなくルーメンで言えば、今回の例では3800lmではなくひとつ上の4400lmになります

ここまでのことは我が家で使用していた蛍光灯との比較であり、すべて個人的な感想です。
また明るさの目安はメーカーによっても差が出てくると思われます。

そのためあくまで参考値としてお考え下さい。

LEDシーリングライトへの付け替え

蛍光灯からLEDシーリングライトへ付け替える時、注意しなくちゃならないのが天井についてるシーリングとかローゼットの形状と大きさです。

この器具自体が天井に付いてない場合は今回の方法では交換できません。

我が家の天井には埋込ローゼット(耳付き)というのがくっついていて、蛍光灯はそこにひっかけてぶら下げるようになってます。

ローゼット

この部分が配線器具として”対応”していれば個人でも付け替えることができます。

対応器具かどうかはLEDシーリングライトの紹介(販売)ページ等に画像付きで明記されてることが多いので、購入前によく確認しておきましょう。

我が家のローゼットは高さがギリギリでしたが”対応器具”の中になんとか入っていたので購入を決めました。

それでは交換作業に入ります。
(といっても説明書通りにやっただけです)

蛍光灯を外したらローゼットの穴の部分にLEDシーリングライトのフックをひっかけて固定します。

付け替え風景

一般的な蛍光灯の取り外し・取り付けのやり方と全く同じで、物がLED照明に変わっただけの話です。

この時点でちゃんと電気がつくかどうかリモコンで一度テストしておきます。
(壁スイッチとも連動してるのでそちらでのオンオフもチェックしておきます)

付け替え後

ちゃんと照明がついたら蓋をかぶせていきます。

蓋かぶせ後
筆者

蓋をつけなければ明るさは増します。でも蓋がないと2つ前の画像のように複数のLEDがむき出し状態で落ち着かないので蓋はつけてあります。

以上で取り付けは完了です。
やってみたら意外に簡単にできちゃいましたね。

壁スイッチで照明をONにしておけばリモコンでの操作(オン・オフ等)ができます。

でも壁スイッチ側で照明をオフにしてしまうとリモコン側での操作がいっさいできなくなります。

Amazonや楽天でも購入できます

※こちらは12畳用ですが、ほかにもいろいろあります。

スマートリモコンにLED照明リモコンを追加

LEDシーリングライトに付け替えたあとは、外出先からスマホでeRemote-mini経由で照明を遠隔操作できるよう、スマホアプリのeHomeに照明を追加しておきます。

※eRemote-miniとeHomeについては前回の記事をご覧ください。

追記

現在は「HomeLink」というスマートホーム統合アプリへの移行が推奨されてます。

アイコン

このあとご紹介するソフト/アプリ/機器の設定画面ならびに設定方法は記事投稿時点でのものになりますため、あなたがご覧になる時期によっては情報が古くなってる場合があります。

このエリア内は「eHome」の設定についての記述になります

eHomeを開いてトップ画面右下のデバイスをタップします。

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eRemote-miniをタップします。

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一番下の家電の追加をタップします。
(前回登録したエアコンが表示されてます)

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照明をタップします。

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こちらの画面になるのでLEDシーリングライト付属のリモコンで照明をONにします。

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eHomeの画面がこちらにに変わるので、再び付属のリモコンで照明を一旦消し、今度はeHomeのリモコン上でONをタップします。

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再び照明が点いたらテスト成功なので「はい」をタップします。

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LED照明のメーカーによっては上記の通りに行かない場合もあるかもしれません。

その場合は「いいえ」を選択すると再度テスト画面になるのでそのまま指示に従って継続します。

「はい」をタップしたあとこちらの画面に変わったら、LEDシーリングライト付属のリモコンで「暗(く)」を押します。

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その後eHomeの画面がこちらに変わるので、「暗」を何回かタップします。

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実際に照明が少しずつ暗くなっていったらテストは成功なので「はい」をタップします。

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その後も同じように「明(るく)」と「(照明)オフ」のテストが続きます。
すべてのテストが終わるとこちらの画面になるので”戻る”ボタンをタップします。

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エアコンに続いて照明も登録されました。

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トップページにも照明が追加されてます。

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これ以降は「照明」をタップすればエアコン同様、アイコンによる選択画面に変わります。

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