猫だけでお泊りのお留守番をさせる際、最初に気になったのが食事と水をどうするか?でした。
これが完全自動化できれば最高なんですけどねぇ。
※当記事は続きモノです。
お留守番させるための準備項目
前回の記事で猫をペットホテルに預けるという選択肢は”ほぼ”なくなったので、あらためて自宅で猫を留守番させるためにこれだけは最低限考えておくべき注意点を考えてみました。
- 食事(エサ)の補給をどうするか?
- 水の交換をどうするか?
- トイレの処理をどうするか
①の食事ですが、ウェットフードは早めに腐る恐れもあるので留守番時の食事はカリカリだけにしようと思ってます。
あとはその補給をどうするかってことですよ。
②の水の交換ですが、定期的に水を変えてやらないと水は傷んじゃいます。
真夏ともなれば、いくらエアコンをつけていたとしても水の傷みは早いので要注意ですね。
③のトイレに関しては、猫はトイレが汚れてると(ウン○が残ってると)そのトイレでは用を足さないと言われてます。
これはトイレの数を増やせばなんとかなるでしょう。
ということで食事と水に関しての現時点での解決策を考えると、食事の供給や水交換の半自動化しかないんじゃないかと。
たとえばタイマーを使ってカリカリを自動供給したり、できるだけ水が汚れない水容器に変えるとかですね。
そうすれば1泊ぐらいのお留守番なら猫だけにしておいても大丈夫だろうという考えです。
食事の自動供給化
現在は朝6時と18時の2回に分けてカリカリを与えてます。
(おやつはその時々に応じて)
しかし仮に1泊で家族全員が外出するとなると、当然のことながら定時にカリカリを分け与えるのはできなくなっちゃいます。
これを解決する一番簡単な方法は1日分のカリカリをまとめて一つのお皿に用意しておくことでしょう。
でもね、もしも猫がお腹がすいてすいてどうしようもない時は目の前のカリカリをとめどなく腹に入れちゃうと思うんですよ。
そしたら夜、あるいは次の日の朝、食べる分がなくなっちゃいますでしょ?
すると猫はどうするか。
食べ物を探して部屋中を荒らしまくったり、”エサをくれ~”と鳴き続けたりするんではないかと思うのです。
鳴き声が続けば近所迷惑になるやもしれません。
それに1泊の予定がトラブル等で2泊になっちゃった場合、2日目の食事はゼロってことにもなります。
この問題を解決するには、指定した分量のカリカリを指定した時間に出してくれるような給餌機があればいいんじゃないかと。
そう思ってネットを調べまくってみたら…やはり需要があるんでしょうか、そういった製品が何種類もありました。
そして機能を比較検討した結果、私が購入したのは「カリカリマシーン」というタイマー式自動給餌機です。
マシーンですよ、マシーン(笑)。
「カリカリマシーン」には私が欲しいと思っていた機能がほぼ搭載されてました。
- 設定した時間にカリカリを自動供給できる
- 1回のカリカリ排出量を10段階まで調整可
- 自動排出時間を1日4回まで設定可
- コンセント給電のほか電池給電も可能なので停電時でも安心(停電時のみ電池給電)
- トレイとフードタンクは洗浄可
- 上蓋はロック付きなので猫は開けられないし転倒時にもカリカリがこぼれる心配なし
※この他、最大10秒まで声を録音(”ご飯だよ~”等)することもできます。
4.3㍑という大容量のフードタンクにドライフードを入れておくと、設定した時間に設定した分量のドライフードが下のトレイに吐き出されます。
「カリカリマシーン」は本来はお留守番時用に買ったものですが、今では普段のエサやりにも使ってます。
(入れられるのはドライフードのみ)
4つまでの時間指定が可能なので、早朝から”エサおくれよ~”と鳴かれて安眠を妨害されることもなくなりました。
(それがいいのさって言う方もいらっしゃるかな)
犬・猫兼用だからなんでしょうか、正直なところ最初はその大きさにちょっと戸惑っちゃいました。
(幅24.5×奥行30×高38cm)
でもフードタンクが大きいってことはドライフードを一度にたくさん入れられるということで、面倒な毎日のドライフード補給の手間が省けて結果的にかなりラクさせてもらってます
一人暮らしの方なら、帰宅が遅くなったり急な出張時にも役に立つんじゃないでしょうか。
デメリットもあることはある
”ちょっと不便かな”と感じた点がいくつか。
「カリカリマシーン」の1回の排出量は10g単位での設定。
しかしこの分量だとうちのお猫様の場合にはちょっと多すぎたり少なすぎたりになっちゃうんです。
5g単位で15gとかの設定ができると個人的にはもっと使いやすいんですけどねぇ。
もう一つはトレイの脱着がちょっとやりにくい点です。
下の画像のように、トレイの両端にある押しボタンのようなものを押しながら手前に引くとトレイが外れる仕組みです。
反対にトレイを戻すときは押しボタンを押しながら本体に押し込みます。
このとき構造的に片手で本体を抑えながらでないとトレイを戻しにくいのでちょっとコツがいるんですね。
それとトレイの色が黒なもんで、そこに同系色のドライフードがあっても遠目ではどの程度残ってるのかがいまいちわかりにくいってのも個人的にはマイナスポイント。
というのもネットワークカメラを通して外出先からドライフードの量をチェックしようとした場合、光源やカメラの位置によってはトレイとドライフードの色が似てるため残量がわかりにくいんです。
ただこれに関しては白いお皿に交換することであっという間に解決しちゃいました。
これならお皿の交換も早いし、遠目からでもドライフードの残り具合がすぐにわかります。
ということで留守番時の食事の管理はこれで解決とします。
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※当ページで紹介しているカリカリマシーンの後継機種。
※スマホ遠隔操作やカメラ付きなど高機能タイプも登場。
続いては水の半自動化作業をどうするかです。
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