【猫のお留守番】eRemote-miniを使って外出先からスマホで家電を遠隔操作する

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猫を自宅で留守番させるとき、食事と水の問題点については一応の解決はみました。

自動給餌機循環式給水器の導入です。

残るはエアコンですね。

もちろん外出時にエアコンをオート設定にして動かして、あとは帰ってくるまで放っておくというのも一つの方法でしょう。

しかしながらこの”つけっぱなし”というのが個人的にはちょっとひっかかるところがありましてね。

できれば遠隔操作スイッチのオンオフや室温設定の変更なんかもできるようになればもっと便利だと思うんです。

そこで外出先からスマホで家電をコントロールできる環境を作ってみることにしました。

※当記事は続きモノです。

  1. 【猫のお留守番】自宅に猫だけでお泊りさせるための準備と問題点を洗いだしてみた
  2. 【猫のお留守番】ペットホテルは猫にとっての快適な宿泊施設になりえるのか
  3. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし①
  4. 【猫のお留守番】食事と水の半自動化供給で1泊の外出なら問題なし②
  5. 【猫のお留守番】eRemote-miniを使って外出先からスマホで家電を遠隔操作する ←いま見ている記事
  6. 【猫のお留守番】外出先から照明を遠隔操作するべくLEDシーリングライトに変えてみた
  7. 【猫のお留守番】ペットシッターの料金と仕事内容を細かく調べてみた
もくじ

スマートリモコンで遠隔操作

猫は暑さにも寒さにも弱いと言われる動物です。

(猫と言わず犬もでしょうけど)

そんな動物をひとり(一匹)で自宅に長時間放っておく場合、エアコンの設定をオートにしてつけっぱなしで出かける方が多いかと思います。

それはそれでいいんですが、泊まりの外出中に万が一、予期せぬ停電が起きたとしたらどうします?

”いやいや停電なんて今の世の中、滅多に起こらないさ”と言う方もいるでしょうね。

でも停電というのは自然災害によって街全体で起きるものだけじゃないってことを忘れちゃいませんか?

たとえば付近の道路工事の影響かなんかで半径50m以内の特定の家屋だけにわずか数秒の停電が起きることだってあります。

あるいはマンションのエレベーター点検で一時的に停電が起きる場合だってあります。

そういう場合ビデオ機器なんかは自動で電源が復旧するので、日中外出してる方は帰宅しても停電があったことなんて気づかないかもしれません。

でもエアコンは違います

わずか1秒の停電でも一度電源が切れたら人の手で再度電源をオンにしない限りは止まったままです。

もしも夏場とかにこの現象に遭遇しちゃったなら、ひとりで留守番している猫は熱中症になって最悪そのまま死んじゃう可能性だってないこともないでしょう。

そうならないためにも外出先から部屋全体を見渡せるウェブカメラの設置と、外出先からスマホで家電を遠隔操作できる環境作りが必要になってくるんじゃないかと思うのです。

それにエアコンが必要ない春とか秋の時期であっても記録的な寒波とかに突発的に見舞われる可能性だってないとは言い切れませんでしょ。

そんなときに急きょエアコンを外出先から稼働させられたら…安心じゃないですか?

またこれは我が家の場合に限定した話にはなりますが、冬場、我が家の猫は私が作った段ボール製の猫ハウスに入って一夜を過ごすことがほとんどです。

その猫ハウスの中にはホットカーペットを敷いた暖かいもこもこベッドもどきが入っているため、猫にしてみればエアコンなしでも充分ぬくぬくしてあったかい”プライベート空間”なんですね。

それゆえ深夜はエアコン(暖房)なしでも全く問題ありません。

部屋があったかくて変に部屋中を徘徊されるよりも段ボールハウスの中にいてくれた方が安心もできます。

だからエアコンを外出先から止められるとありがたいんですよね。

(節電にもなるし)

『停電自動復帰』なる機能が搭載されてるエアコンも中にはあります。

これは仮に停電したとしても停電復旧後に自動で再稼働してくれるというモノですが、そういったエアコンはまだまだ数は多くないと聞いてます。

特に我が家の10年選手のエアコンなんぞは、停電復旧後にリモコンの電源スイッチを2度3度と押さないと動いてくれなかったりもします。

このようにエアコンはまだまだ停電には弱いという前提のもとで考えておいた方がいいんじゃないでしょうか。

ただしエアコンを外出先からスマホで遠隔操作するにはいくつか必須条件があります。

(赤外線)リモコンで操作可能な家電が対象

今回、私がやろうとしているのは、外出先からインターネットを介して家電をリモコン操作するというものです。

そのため基本的にリモコン操作できない家電に関しては遠隔操作ができません

たとえば我が家の照明は、いまだ壁スイッチで明かりのオンオフを行う昔からのアナログ蛍光灯です。

(ひもでもオンオフができますけど)

この照明だと遠隔操作は無理です。

(※後日、リモコン付きのLED照明に変えました)

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しかしエアコンはリモコン操作が可能です。

(とういうか普通はリモコンでしか操作しませんね)

だからエアコンは遠隔操作が可能な家電ということになります。

(もちろん液晶テレビなんかもリモコンが付いてるのでOKです)

自宅にルーターを設置してること

外出先からスマホで遠隔操作をするにはインターネット回線が必須です。

さらにスマホなど複数のWi-Fi機器と無線接続するためには(Wi-Fi)ルーターの設置も必須です。

とはいえ昨今はどちらも導入済みのご家庭が多いことと思います。

Wi-Fi(ワイファイ)というのは、スマホやゲーム機といったネットワーク対応の機器を無線で接続する通信方式のようなものです。

電波が届く範囲内なら家の中のどこでもインターネット利用が可能です。

ただし無線接続するには(Wi-Fi)ルーターが必要になります。

スマートリモコン

エアコンやテレビなどの家電を外出先のスマホから遠隔操作(コントロール)するには、実際のリモコンの操作を代行(疑似的に操作可能に)するスマートリモコンが必要です。

つまりスマホの疑似リモコン(アプリ)でスイッチをON→自宅のインターネット回線を介して自宅内に設置したスマートリモコンがその信号を受信&送信エアコンがスイッチONという流れになります。

スマートリモコン eRemote-mini

スマートリモコンは探せばいろいろな機能を持った製品があります。

その中で私が必要とするのは基本的には遠隔操作のみで、それ以外の機能は”あればいい”ぐらいの気持ちです。

そういった条件で最終的に絞ったのがeRemote、eRemote-mini、Nature Remo、この3つでした。

どれも「リモコンの赤外線信号を記憶させて、スマホからの指示で記憶させた赤外線を発信する」機能を持ち合わせています。

eRemote(9,000円前後)とeRemote-mini(7,000円前後)、Nature Remo(13,000円前後)の大きな違いは、形状はもちろんですが温度センサーが付いてるかどうか。

eRemoteNature Remoには温度センサーが付いてます。

つまりスマホを通して部屋の温度が確認できるということです。

室温を確認しながらエアコンをオンオフしたりするときなどに使うんでしょうか。

一方eRemote-miniは温度センサーがない分、価格が若干抑えめです。

このあたりの選択は使う人次第ですね。

そしてこの中から私が選んだのは、基本機能だけを備えた価格も抑えめのeRemote-miniでした。

形状は円柱型でかなり小型です。

(eRemote-mini本体の大きさは直径およそ5.5cm)

取り回しのしやすさという点も気に入りました。

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eRemote-miniをWi-Fi接続させるには、現時点では2.4Ghz対応の(Wi-Fi)ルーターが必要になります。(仕様は製品紹介ページに必ず載ってますが、将来仕様が変更される可能性もあります)

とはいえ最近のルーターならほとんどが対応してる、ハズです。

対応してるかどうかわからない時は製品ナンバーでネット検索し、下の画像のように”2.4Ghzにも対応”的な記述があれば大丈夫です。

製品パッケージやルーター本体に付属の設定シートなんかにも記載されてたりします。

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実際にeRemote-miniを使ってみると、設定もカンタンだし小さいのが何よりGood。

しかもコチラの希望する機能はほぼ詰まっているので何の問題もありません。

eRemote-miniの電源コードは(micro)USBコードなんですが、コンセントにつなぐためのACアダプタが付いてません。

そのためこういった↓ACアダプタを別途用意しておく必要があります。(500円~1,000円程度)

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保証書に印刷されてるQRコードをスキャンすれば、一応マニュアルが見れます。

でもネットでいくらでも情報は取れます。私も見ちゃぁいません。(笑)

それでもセッティングは完了できます。

eRemote-miniの使い方

このあとご説明する画面はアプリのバージョンアップなどによって一部異なる画面になってることも予想されますこと、予めご了承ください。

まずはスマホで家電をコントロールするためのアプリをインストールします。

(※私はiPhoneなので以降はiPhoneを例に表記させていただきます)

AppStoreで「eHOME」で検索し、インストールします

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続いてeHOMEを開きます。

ログイン画面になるので、Facebookかメールアドレスか携帯番号で新規登録します。

今回はメールアドレスで登録してみます。

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メルアドの入力画面になるのでメルアドを入力して「認証コードを送ります」をタップするのですが、その前にやっておくことがあります。

この時点でeHomeにログインするためのパスワードを事前に考えておきます。

その理由は…後ほど。

パスワードをメモに控えたら「認証コードを送ります」をタップします。

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コード入力画面になります。

ただし入力時間はなんと1分以内

それを過ぎると新たな認証コードを送り直してもらう必要があり、二度手間三度手間になっちゃいます。

なのでパスワードは事前に考えておく必要があるんです。

(※アップデートで仕様変更になってる可能性アリ)

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すぐにメールを確認します。

4桁の認証コードが送られてきてるハズです。

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再びコード入力画面に戻って4桁の認証コードと考えておいたパスワードを入力し、”次へ”をタップします。

(パスワードは次回eHOMEにログインし直すときに必要です)

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すると「おかえりなさい」の文字が。

ま、あまり深く考えずに「使用開始」をタップします。

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コチラ↓の画面になるので「デバイスを追加」をタップします。

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購入した”eRemote-mini”をタップします。

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コチラ↓の画面になりますが、すぐに「次へ」をタップしないように!

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まずはeRemote-miniできるだけWi-Fiルーターのそばに置いて電源につなぎます。(ACアダプタは別途用意)

するとインジケーターが青いランプ早めの点滅をし出します。

これが確認できた時点で先ほどの「次へ」をタップします。

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続いてWi-Fi選択画面になるので、接続したい2.4GHzの無線LANアクセスポイント(SSID)を確認し、ルーターのパスワードを入力します。

(見つからない時は”Wi-Fiを切替”で探します)

入力し終えたら「次へ」をタップします。

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半角英数字以外の文字が入ったパスワードだと認識してくれないというネットの書き込みもあるようなので、認証に失敗する方はその辺りも調べてみてください。

場合によってはルーターのパスワードを変更する必要があるかもしれません。

デバイス追加中の画面になります。

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しばらく待ってるとeRemote-miniが追加されてスマートリモコンとして使えるようになります。

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上の”使用部屋”というのは、各部屋ごとにeRemote-miniを置いてる場合の切り替え用みたいです。

私は居間の家電の遠隔操作だけなので”リビング”→”完了”とタップしました。

続いて遠隔操作したい家電登録します。

今回はエアコンからやってみるので”エアコン”をタップします。

※この時eRemote-miniがエアコンから離れていたら(実際のリモコンが効きにくい位置にいたら)、エアコンの近くに置き直します。

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メーカーが表示されます。

我が家のエアコンは日立製でこの欄にはなかったので、そのまま下にスクロールしてHITACHIを探し出します。

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HITACHIをタップします。

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パッと見、わかりにくい文章ですが、要するに”(実機の)リモコンを使ってみろ”ってことなんでしょう。

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そんなわけでリモコン(実機)で電源をONにしてエアコンを稼働させます。

するとiPhoneのeHOME画面がリモコン風の画面に切り替わります。

(たぶん、うまくリンクしたということなんだと思います)

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このあと実際にeHOME上で疑似リモコンが動くかどうかのテストをするわけですが、もしもiPhoneがWi-Fi接続になっていたらいったんWi-Fiを切断して4G回線にします。

こうすれば外出先から遠隔操作しているのと同じ環境が作れます。

4G回線に切り替えたらeHOMEの画面に戻って上の画像の右上の電源ボタンを1回タップします。

すると下の画像のようにOFFのところが27度に変わりました。

(元々27℃の設定にしてあったからです)

同時にエアコン側でも「ピッ」と音が。

(リモコン操作を受け付けた音ですね)

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でもエアコンの動きに変わりはありません。

そりゃそうでしょうよ。

すでに直前に実際のリモコンで電源をONにしてるわけですから、eHome上の疑似リモコンでONしてもONのままってか。

続いてeHOMEの電源ボタンをもう一度タップしてみます。

すると画面がOFFに変わると同時にエアコン側でも「ピッ」と音が鳴って、ちゃんと電源が切れました!

おおぁ、やったぁー!

ほかのボタンも一つ一つ動作確認したところ、見事に動いてくれました。

素晴らしい。

ちなみに我が家のエアコンは10年以上も前の機種です。

それでも簡単に設定できたんですから、ほぼどんなエアコンでも遠隔操作は可能なんではないでしょうか。

もう一つ、エアコンの操作で間違えちゃいけないのが、現在の運転が暖房か冷房か除湿かってことです。

暖房を入れたつもりが冷房だったなんていうのはシャレになりませんからね。

猫が凍えて体調を悪くしたなんてことにもなりかねませんぜ。

その辺のことを確認してみたら、eHOME上でも暖房や冷房がちゃんと確認できるので安心しました。

(もちろん運転の切り替えもできます)

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タイマー機能もあるので、0時~9時は電源ON、9時~19時は電源OFFとかの設定も作れます。

以上でエアコンのリモコン設定は完了です。

左上の矢印を何回かタップするとトップ画面に戻ります。

するとエアコンのアイコンが新しく追加されてました。

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今後はこのアイコンをタップすると、基本的な動作だけが表示されたアイコン画面が出てきます。

より詳しく設定し直したい時は「もっと」をタップすれば先ほどの詳細画面に変わります。

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エアコンは実際に動いているのか?

ここで実はもう一つ問題が残ってます。

こんな経験ないですか?

リモコンの電源ボタンを押したのにスイッチが入らない。

リモコンの向きを変えてもう一度トライしたらやっとスイッチが入った。

そう、リモコンってたまに誤作動を起こすことがあるんですよね。

たとえリモコンとエアコンの間に障害物がなかったとしても。

ということはですよ、外出先からeHOMEでエアコンを付けたつもりでも実際にはエアコンのスイッチはオフのままだったって可能性もゼロではないってことです。

この問題はeRemote-miniのみならず他のスマートリモコンでも同じことが起こる可能性があります。

実はeRemote-miniを購入した理由の一つに、赤外線照射範囲が360度赤外線通信というのがあります。

これならリモコンの誤作動を防ぐ確率が高いと思ったからです。

でも心配性の私はそれでもこんな風にどうしても思ってしまうのです。

ちゃんとエアコンはこっちの要求通りに動いているのか?

春とか秋ならまだしも真冬とか真夏に猫だけにする場合は、ホントにスイッチが入ってエアコンが稼働したのかどうかが確認できないと気になって眠れやしません。

そんな心配をしないで済むよう、我が家には監視カメラ(ウェブカメラ)を設置してあります。

外出先からでも目視できればこれほど安心なことはないですからね。

実際にスマホではこんな↓感じでエアコンの状態が確認できます。

(視認しやすいよう送風口にはリボンを垂らしてます)

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エアコンのルーバーが開いていれば、あるいは送風口に垂らしたリボンが揺れていればエアコンが稼働している証拠になります。

こういった監視カメラ(webカメラ)は各社から色々出てます。

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以上でeRemote-miniでのエアコンのリモコン設定は終了です。

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