猫の”脱走防止”に加えて今度は猫の”侵入防止”対策も考えてみました。
※当記事は続きモノです。
遊ばせたいけど怪我が怖い
屋内での飼い猫なので、できることなら行動範囲を限ることなく狭い部屋ながらも自由に走り回らせてあげたいところ。
でも現実にはそうもいかなく、ここだけは侵入してほしくないって場所もあるにはあります。
それは人間側の都合だったり猫の怪我を心配してのことだったりもするわけで。
特に猫が小さいうちは好奇心たっぷりなので、最初のうちはある程度は侵入禁止区域を設けた方がいいだろうと何ヵ所か侵入防止対策を講じてみました。
最も危険と思われた場所がキッチンです。
興味の湧く食材も多いし、何といってもコンロの火やお湯、包丁など危険物の宝庫でもあります。
基本は脱走防止対策と同じ
基本的には脱走防止対策で講じたやり方と同じで、ワイヤーネット(メッシュパネル)を組み合わせたドアをキッチン入口に据え付けるというもの。
突っ張り棒を床から天井まで渡し、ワイヤーネット(メッシュパネル)を結束バンドで取り付けます。
一応、こんな感じで9割完成です。
高さはおよそ180cm、しばらくは猫も乗り越えられないでしょう。
鍵はできるだけシンプルに
ドアのロックですが、キッチンとは違ってベランダへ出る出入り口(サッシ)はそれほどひんぱんに出入りすることはありません。
とはいえベランダへの猫の脱走は絶対に阻止する必要があります。
そこでベランダ出入り口の脱走防止柵にはかっちりロックでき、かつそれほど面倒くさくはないであろうかんぬきタイプの留め具を付けてみました。
一方キッチンに関しては非常に人の出入りが多いものの、仮に猫にキッチン内に入られたところで猫を追い出せばいいだけなので、簡単にロックがかけられなおかつ猫が開けることは不可能というところに重点を置いてみました。
その結果、浮かんだ案が打掛タイプの留め具です。
こういうやつ。
かんぬきタイプ(下の画像・左)の留め具はドアの高さが少しでも変わるとかんぬきが入らなくなります。
一方打掛タイプ(下の画像・右)の留め具は、ドアの高さが多少ずれてきても多少のアソビがあるので柔軟に対応してくれます。
キッチンへの入り口は実はここだけではありません。
我が家はカウンターキッチンなので、もう一ヵ所開いてるところがあるんです。
こちら。
ここに関しては私が独りで仕事中に勝手に入られると困るので、一時的に入れなくするだけで問題解決します。
そこで100均ショップで購入した留め金にワイヤーネット(メッシュパネル)をはめただけで済ませてみました。
手前のカウンターに猫が登ることはほとんどないので、しばらくはこれで大丈夫でしょう。
もちろん(監視の目が増える)家族がいる場合は外しておきます。
自分では満足いくものでしたが現実は違いました
実際にこれで何日か試してみたところ、使ってみてわかったデメリットというのも出てきました。
当初の予定では猫が勝手にキッチンに入ってきても中に人がいれば「しっしっ」と外へ追いやることができるので中からのカギは必要ないだろう、外側から掛けることができればそれで十分だろうと思っていたんです。
だから外側だけに打掛タイプの留め具を付けていたんです。
(柱の構造的に内側に付けるのは困難だったというのもありますが)
ところが現実は全く違ってました。
それはうちの奥さんがてんぷらを揚げていたときのことです。
奥さんの注意はほぼてんぷら鍋に集中してたらしく、ひそかにドアのすき間から入ってきた猫にすぐには気付かなかったそうです。
するとふと足元がサワサワっと。その瞬間、思わず奥さんは
キャー!
その声にびっくりした猫が大慌てで奥さんの足元を掛けずり回ったものだから、奥さんはあやうくてんぷら鍋をひっくり返すところだったそうです。
この一件があってからというもの、やはり内側からも鍵をかけられるようにしないと危ないということになりました。
ところが実は内側に鍵を付ける以前に別の問題がすでに発生していたんです。
それが『キッチン内に人がいるにもかかわらず、ついついクセで外側のカギをかけてしまう』家族が続出したってこと。
だれー?鍵かけたのー!
出られないよー!!
こうなると中から鍵を開けるのは容易ではなく、これはこれで”とっても使いにくい”ということがあっけなく判明しちゃいましてね。
考えに考え抜いたはずの打掛タイプの留め具はわずか5日間で用なしとなったのでした。
マヌケな話でしょう?
それから1週間…。
誰もが自由に鍵をかけられ、外側からも内側からもスムーズに出入り可能なドアへの改造がなんとか成功したんです。
(そんな大げさなもんでもないですけど)
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