”総合栄養食”のウェットフードを”一般食”へ切り替えてみました

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栄養与えすぎ?だった我が家の猫の食事。

”栄養分の補給”はドライフード(カリカリ)に任せるとして、ウェットフード栄養分の低いものに切り替えてみました。

※当記事は続きモノです。

  1. ミミ、初めての食事
  2. 食事のバリエーションを広げてみる
  3. 生後8ヶ月目にして体重が3.9kg!栄養与えすぎ?!
  4. 猫の食事を見直してみた、のだが…
  5. キャットフードは”価格”優先か”成分”優先か
  6. ”総合栄養食”のウエットフードを”一般食”へ切り替えてみました ←いま見ている記事
  7. 猫が1歳になったらキャットフードを”成猫用”に変える理由
もくじ

何でウェットフードも与えるの?

栄養豊富な”総合栄養食”はドライフード(カリカリ)でまかなうとして、じゃあウェットフードはいらないかと言ったらそうでもないんですね。

一つはドライフード(カリカリ)だけだと飽きちゃってそのうち食べなくなる可能性があること。
おやつ感覚で与える食事も必要だろうってことです。

もう一つは水分補給用として。

猫は水分を取るのがどうも苦手みたいです。
ご多分に漏れず我が家のミミお嬢さまも水分を積極的に取るような猫ぢゃぁありません。

水分が足りないと腎臓じんぞう系の病気にかかりやすいんだそうです。
この辺は人間と一緒か。

だから水分の取り方が苦手な猫には効果的な方法の一つと言えるんじゃないでしょうか。

もっともドライフードだけであるいはウェットフードだけで猫を育てるご家庭もあるでしょうから、必ずしも我が家のようにする必要はないですよ。

あくまでうちの猫は”栄養の与え過ぎ”という傾向があったので、どちらかを栄養価の少ないおやつ感覚の一般食にしようとしただけのことです。

一般食を探すも…

ウェットフードの場合、一般的にその形態は缶詰パウチになるようです。
どちらも空気がほとんど入ってないので酸化しにくく、賞味期限が長いという特徴があります。

そのためでしょうか、ドライフードと較べると酸化防止剤や添加物などが入っているウェットフードってあまり目にしません。

どうも差別化がしにくい商品のようで、キャットフードメーカー各社の勝負どころとしては”猫の好きな味か、健康をより一層考えたものか”、このあたりみたいです。

となるとあとは原材料の違いや配分、栄養価、価格などの面で判断するしかないですね。
でもなかなか”これだ!”というものがないんですよ、いざ調べてみると。

よさげなものがあったとしても実はビタミン類が豊富でカロリーの多い”総合栄養食”だったり、糖類や各種調味料・魚介エキスなんかが大量に含まれてていかにも体に悪そうなスナック菓子もどきだったり、値段がバカ高かったり…。

そんな中で今回私が選んだのは「無一物」というウェットフードです。

これ、なんて読むんだ?

まぁ最初は読めませんでしょ。読めても迷うでしょ、”どっちだ?”ってね。

これは”むいちもつ”と呼びます。
シーチキンでおなじみの「はごろもフーズ」が出してるキャットフードです。

試しに16袋だけ購入してみました。

無一物いっぱい

「無一物」とは

「無一物」とは”何もないこと、何も持っていないこと”を意味します。
(禅語の「本来無一物」から来ているみたいです)

その名のとおり、たとえばこちらの「鶏むね肉」は、”むね肉と水”だけで仕上げられてます。

パッケージ

総合栄養食ではないので名称には「副食」(一般食)とあります。
原材料欄を見ても「鶏むね肉」としかありません。しかも”国産”。

ラベル

めっちゃシンプル!
栄養分はほとんどなく、その代わり高たんぱく(15%以上)で水分も多いときてます。

実食?

どんなもんかと実は私、ちょっと口にしてみたんです。
すると…まさにむね肉の味(しかしない)

食レポ風に言えば「素材本来の味が生きてますねぇ」
これに醤油をたらしたらちょっとした酒のアテになりそうなぐらいの感覚です、冗談抜きで。

無一物の中身

バリエーション

「鶏むね肉」の他にも「まぐろ」(1袋50g)というのがあります。
原材料はもちろん”まぐろ”のみ。

無一物の中身

そして「かつお」(1袋50g)も。

無一物の中身

猫に与えてみた

早速猫に与えてみました。

味がないからどんなもんかなと心配していたんですが…最初はクンクンにおいをかいですぐには手を出さず。
しばらくして一口食べてみて”問題なし”とわかったのか、その後は普通にペロリ。

いやあ、うちのミミさんは好き嫌いがなくてホントにありがたい!

食べてるところ

その後、まだ余ってるカルカンのウェットフードと半々ぐらいでミックスしながら1週間ほど様子を見てみました。

さすがに味付けがシンプルなせいか、カルカンのウェットフード単体で与えていた時に較べると喰いつきはそんなにいい方ではないようです。
それでも2回ぐらいに分けて完食はするので、決して嫌いな味ではないんでしょう。

注意点としては、余った分を冷蔵庫に入れて保存する際にきちっと封をしておかないとすぐに水分が飛んでしまいます。

増粘剤とかが含まれてないので水の蒸発速度が速いんでしょう。

その日の食べ具合によって配分量を変えることもありますが、現在の食事量はおおむねこんな感じです。

  • 朝、ピュリナワン(カリカリ)大さじ2杯。
  • 昼、無一物1/2袋。
  • 夜、ピュリナワン(カリカリ)大さじ2杯。

Amazonや楽天でも購入できます

”おやつ”もたまには

今与えているドライフードもウェットフードもそこそこ体にいいものばかりです。
それはそれでいいんですが、”体にいいもの”って味は二の次になるのが一般的でしょう。

やっぱりね、猫だって”変化”を求めたいと思うんですよ。

たまには口直し的な食べ物も出してあげないと、もしかしたら飽きたよ~てな感じで主食を食べなくなっちゃう可能性だってあると思うんです。

だからたまには”味付けの濃そうな”おやつも出してあげます。
週に1回のごほうびタイムみたいな感じで。

かといって人間側が食べてるものをそのままあげるわけにもいかないので、やはりキャットフードに頼ることになります。

そのおやつというのはご存知いなばの「CIAOちゅ~る」シリーズ。
(画像のものはとろ~とした液状タイプのもの)

ちゅーる群

CIAOちゅ~る、やっぱりすごい!
猫に与えると、あっという間に完食しちゃいますもの。

皿をなめてなめてなめまくって「もうないの?」という顔をして催促してきますもん。
それほど猫にとっては”おいしい”おやつなんでしょう。

それにしてもまさに”ちゅ~るに勝るものなし”といった感じです。

原材料欄を見る限りでは保存料こそ入ってないもののいかにも”おやつ”にありがちなものがてんこ盛りです。
それにしてもどの材料があれほど猫をひき付けるのか、家族の間でいつも話題になってます。

ラベル

でもね、ミミさんよ。
こういうおやつを毎日毎日食べていたら舌が慣れちゃって、せっかく選んであげた主食の方を食べなくなっちゃうに決まってるでしょ?
あっという間におデブちゃんになっちゃうでしょ?
だからたまにしかあげられないんだ。

ということで1歳を迎えるまでは、しばらくこんな感じでやっていこうと思ってます。

イメージ画像

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